さてさて、今年ももうじき終わる・・というわけですが 今年は例年になく、現場に行った年でしたかね。 開幕戦の筑波に始まって、鈴鹿２＆４、もてぎ アジアの鈴鹿、鈴鹿8耐、日本GP、MFJ-GP。 現場でしか見ることのできない、感じることのできない 色々をこ…

濱原君から発表がありましたけど、 ヨシムラとの契約は今年限りで 来季の動向はまだ決まってないそうです。 来季のヨシムラ・スズキは1台体制に戻りそうですね。 シルヴァン・ギュントーリがGSX-Rの開発から 外れてGPのテストに専念する形になったのを見ても…

KTMのMOTO2シャシー。 まるでエンジンを囲うようにフレームが まとわりついてますね。 でもこの一見、華奢なフレームのおかげで アクセルを開けても、マシンが横に滑ることなく 前に進む推進力になるという。 それがカレックスに比べてアクセルを開けるポイ…

今年からウイングレットが禁止になって ウイングカウルが登場したわけだけど、 カウル状にしないといけないということで、 ウイングの翼端を、カウルと連結する形状に なってます。 で、この連結しているところが悪さをするようで、 ストレートはともかく、…

そういや、明確な宣言は無かったみたいだけど、 柳川選手は現役引退と共にチーム・グリーンも 離れるんじゃなかったかな？ 確かグリーンは体制を変更するって話だと思ったから。 それから武田雄一君がチーム・カガヤマを離れることを フェイスブックで発表し…

私も知らなかったんですが、WSS300と600 そしてSTK1000に使われているキットECUは オーストラリアのウーリッチ・レーシングというところが 一括で、制作を請け負っているそうですね。 ここで各メーカーのノーマルECUをベースに各社向けの キットECUを作成し…

マルケスの4度目のタイトルと迷いましたが やはり、前人未到の3連覇ということで 個人的今年の10大ニュースのトップは カワサキのジョナサン・レイの史上初の３連覇です。 まあ、レイにとって不幸なのは、彼が強すぎて 周りのレベルが低いあるいは容易くタイ…

今年、MOTOGPで台風の目となったヨハン・ザルコですけど 彼のキャリアで重大な転機となったのは 2015年にニコラス・アジョさんが作ったチームで 走るようになったことでしょうね。 アジョさんがどういう意図があって、自チームを MOTO2に結成し、ザルコを乗…

去年以上に苦戦しながらも、その卓越した ライディングスキルで見事に4度目の 最高峰タイトルを獲得したマルク・マルケス。 ザルコの所でも触れた通り、共通ソフトになって よりライダーのスキルが浮き彫りになった近年の MOTOGPにおいて、2年連続でのタイト…

TOHOレーシングが来季はJSBに 参戦しないことを発表しました。 ホンダのキットパーツ仕様のCBRで 毎年、目を見張るような活躍をみせていた TOHOレーシング＋山口選手ですが、 やはりというか、毎年、電子制御で武装してくる ワークス系チームと戦うのは、さ…

今シーズンのMOTOGPを語る上で 欠かせないのが、この人ヨハン・ザルコの 快走でしょう。 ルーキーながら縦横無尽の走りで トップを走る事もしばしばでした。 もてぎの日本GPスズキのブースで青木ノブさんが 今の共通ソフトは精度が下がっているけど、それ以…

は？？？どしたの？？

正直、去年ミールがレオパードでKTMのマシンで 走っていた時はそこまで活躍するとは思ってなかった。 やはりというか、レオパードはホンダのマシンを 走らせるのが上手いんでしょうね。 ただ、それを加味しても今年のミールは速く、強かったです。 中でも特…

来季から全日本にもようやく ブレーキガードが義務付けされるとのこと。 MOTOGPではかなり前から義務付けされてましたから 何かしない理由でもあるのかと思いましたが ようやくというか、やっとこという感がありますね。 まあ、EWC準拠で行くと、EWCは義務化…

テック３のポンシャラル監督が、もしも ヤマハがVR46にMOTOGPマシンを供給するようになっても テック３はあらがえないってコメントしてますけど、 現実的にどうなんでしょうね？ というのも、そもそもVR46のオーナーであるロッシ自身が 自分のチームはまだMO…

チーム・ノリックの上和田くんが チームを離脱するとのこと。 まあ、今シーズンからJSB1000に参戦を開始した 上和田くんだけど、マシンはキットパーツをちょっと入れただけの ノーマルに近いマシンでタイヤがダンロップだから お世辞にも戦闘力は高いと言え…

チーム・アスパーが今年、交通事故にあって この世を去ったアンヘル・ニエトの名前を冠して 来季は 「アンヘル・ニエト・レーシング」として エントリーするとのこと。 まあ、ニエトとアスパーは現役時代のチームメイトですからね。 来季限定ネーミングかな…

とにかく、ここは社長のステファン・ピエリエの 挑発的な発言が多いから、正しく評価されにくい ところもあるけど、純粋に見ればルーキーチームの 戦いぶりとしては、最高峰クラスであることを考えれば 素晴らしい戦いぶりだったと思います。 とにかくルーキ…

元HRC監督のリヴィオ・スッポがマルク・マルケスの 去就について、こう述べていますね。 「彼が走るとすれば、それはお金のためではなく 速く走りたい欲求に基づくものだ」 とのこと。 これは彼を陣営に引き抜こうと画策している KTMのステファン・ピエリエ…

一個前のエントリーでもJSBのマシン格差に ついて触れさせてもらいましたが、 どのくらい、道具として違うんでしょう？ これはハッキリと確認できたわけじゃないけど、 ヤマハとホンダに関しては、2015年までMOTOGPで使われていた メーカー独自開発のソフト…

来季からホンダがチームHRCで参戦することが 決まって、ますますJSB1000クラスのレベルが 引き上がることが予想されますが、そうなると上位陣と 下位陣とのマシン格差は、更に広がることになりそうですね。 それこそトップチームのマシンはBSやDLが投入する…

終わってみれば、過去２年同様 ヤマハ・ファクトリーの圧勝劇に終わった 今年の鈴鹿8耐。 そもそも論で言えば、今年までは過渡期ということで 16.5インチのタイヤが使える規定だったのに ホンダは最初から明らかに不利とわかっている17インチに 決め打ちして…

HRCで高橋巧君が走ることが決まったので ハルクプロも早々に体制発表が来ましたね。 JSBクラスには今年のJ-GP2王者水野選手が ステップアップすることが決定。 今年は8耐で桜井ホンダのキットパーツマシンながら JSB初ライドとは思えないタイムをマークして…

今季、ヤマハは新型R6を登場させると同時に WSSへのファクトリーサポートを復活させました。 これでタイトルを取ってR6の速さを印象付ける という戦略ですから、タイトルは至上命題。 過去にもクラッチロウやデイビスがそうであるように ヤマハがファクトリ…

と言ってもペトルッチの話じゃなくなって WSBの方の話。 先日発表された暫定エントリーリストに 名前が無かった今年のSTK1000王者の マイケル・ルーベン・リナルディですが、 来季はヨーロッパラウンドのみ、アルバ・イット・ドゥカティの ３台目のマシンを…

さて、2017年を振り返る。 今回はアジア選手権です。 スリックタイヤ2年目となったSS600は 去年同様、ブンシュー・ホンダを軸に カワサキとヤマハが絡む展開になるかと思われましたが 開幕戦から意外な男が躍り出ました。 それがTプロの羽田大河選手。 開幕…

MVアグスタの新型F4ですが 年明け早々のミラノで新型が発表されるそうです。 そして2019年から実戦投入とのこと。 そういや、DORNAのグレゴリオ・ラビッラが 来年に向けて、新しくホモロゲーションを申請しないと いけないメーカーがアプリリアとドゥカティ…

今シーズンのAMA スーパーバイクは USヨシムラ・スズキのトニ・エリアスが 見事に10年ぶりにUSヨシムラ・スズキにタイトルを もたらしました。 USヨシムラ・スズキがタイトルから遠ざかっていたのは ベースマシンの古さもさることながら、マット・ムラディン…

ホンダがようやっと重い腰を上げた ということでしょうか。 ホンダが来季の全日本及び鈴鹿8耐に チーム・HRCで参戦することを発表しました。 恐らくだけど、今年の8耐は40周年の記念イヤーだったわけで、 そこでヤマハに3連覇を許し、惨敗を喫したことで 内…

HRCはヘレスで3日間のテストを 行っています。 ライダーは高橋巧君と青山さん。 レギュラーライダーはテスト禁止期間だけど テストライダーはその対象じゃないってことで。 ホンダの来季にかける意気込みを感じられるところです。 単独テストでもミシュラン…