チームHRC、全日本参戦

ホンダがようやっと重い腰を上げた
ということでしょうか。

ホンダが来季の全日本及び鈴鹿8耐
チーム・HRCで参戦することを発表しました。
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恐らくだけど、今年の8耐は40周年の記念イヤーだったわけで、
そこでヤマハに3連覇を許し、惨敗を喫したことで
内外からかなり、プレッシャーを受けてのこの体制って感じがしますね。
なにやっとんねん。と。

さあ、これで強いホンダの復活か?というとそうは
恐らく問屋が卸さないでしょう。
というのも、HRCとして全日本ロードにはチームとして
出ていたのはもう10年近く前ですから、実質
新チームを起こすところから始まるわけで、それで勝てるチームが
すぐ作れるのか?って話ですよね。
マシン、ライダーだけじゃなくチームとして、組織として
勝てるチームは一朝一夕では出来るもんじゃないですからね。
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ヤマハは現在でこそヤマハファクトリーという名前で活動してますが
その前身であるYSPプレストコーポレーション時代の活動が
それこそ10年近くあって、その看板を変えただけのチームですから
チームとしてはとっくに出来上がってましたからね。

それこそ、チームHRCのために、ハルクプロあたりから
カニックやエンジニアを引き抜くくらいはするかも知れませんね。
あと、監督を誰が務めるのかという問題も。
今年、ハルクプロのエントリー名がハルクプロ・ホンダになったのは
HRCのエンジニアを現場に送り込んで勉強させる意味合いが
あったのかも知れませんね。

とりあえず、来年はチーム立ち上げ一年目ってことで
生温かい目で見たほうがいいと思う。
マシン的にはやはり、R1の方が上ですから。
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それと、これで、8耐は下手すると、HRC、ハルク、TSRの3チーム体制で
ワークスマシンを走らせるかも知れませんね。
ヤマハは恐らく1チーム体制ですから、確率で言えば1対3の図式。
ライダーも高橋、中上、ヤコブセン、キャミア、ガニエに
ブラドル?あたりも巻き込んでのシャッフルとなりそうですね。
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あ、あと、J-GP2王者の水野君の動向が気になりますね。
高橋巧君がHRCで走りますから、水野君がハルクプロで
JSBに上がる可能性は大。
ただ、彼はGP指向が強いみたいですから、MOTO2をもう一回
ワイルドカードで走るなら、JSBよりJ-GP2の方が
いいでしょうね。
JSBに行ったら、もうMOTO2路線は無しでしょう。
むしろ、WSBの方が目標になる。
その辺、本人がどう考えているのか。

そうなると、J-GP2は誰が走るとか、色々想像は出来るところ。
いずれにしろ、来年はシートも色々動きそうですね。

個人的には名越君がJ-GP2とアジア兼任になりそうに思うけど。