再開はアメリカから

インディカーもそうですが、モータースポーツ再開の

兆しはアメリカからやってくることになりそうです。

 

AMAスーパーバイクは来週、5月の末から開幕することを

正式にアナウンスしています。

日本に比べればまだまだ余談は許さず、死者の数もかなり

多いアメリカですが、この辺は考え方の違いでしょうね。

 

経済の優先度が高いというのと、各州の独立性が高く

独自にルールを運用することが出来るからなせる技でしょう。

実際、カリフォルニア州に位置するラグナセカは当初の暫定スケジュールから

大幅に後ろにずらしてますから、各州ごとに判断基準は違いそうですね。

 

なお、開幕戦はロード・アメリカとなっており、

第2戦は一ヶ月開けてのロード・アメリカとなっています。

 

これは開催はするものの、まだまだ予断は許さず、様子を見ながらの

開催ということでしょうね。

運営もそこまで楽観視しているわけではないようです。

これで感染拡大したら、文字通りアウトになっちゃいますから・・・。

 

なお、最新情報によればMOTOGPは7月16日のスペイン、ヘレスから

WSBは8月2日のスペイン、ヘレスから再開と言われています。

ストーブリーグに異変あり

そもそもシーズンが開幕していないから

来季の移籍の動向も大きな変化は無いのでは?と

推測されていたMOTOGPストーブリーグ

 

実際、スズキの2人が契約更新を行いここまでは

予想通りの展開となっています。

 

しかし、ここに来て、やや波風が起こる状況に。

それは長年ドゥカティのエースとしてチームを引っ張ってきた

ドヴィジオーゾのKTMへの移籍、ミラーのワークス昇格というもの。

 

この件に関しては、ドヴィのマネージャーが彼のサラリーが少ないと

発言したことから、交渉が難航しているであろうことは予想されていましたが

そう来ましたかという感もありますね。

3年連続ランキング2位となったドヴィジオーゾですが、過去2年はともかく

去年は結果的にのランキング2位であって、内容的には完敗でしたからね。

ドゥカティ的には今後彼をエースに据えてタイトルが争えるかという点と

彼の伸びしろがまだあるのか?という所は熟考が必要とされるところでしょう。

そしてその結論は・・・というところでしょうか。

今のところ、彼の後釜にはジャック・ミラーが収まると言われています。

一方、チーム離脱が確実視されていたペトルッチは一転残留が濃厚ですね。

過去もそうですが、ドゥカティワークスはライダー2人を一新するという

リスクの高い方法は取ったことがありません。

 

さて、そうなった場合のドヴィの行くすえですが、今のところKTMと言われているようですね。

実際、KTMはポルをエースに据えて成長著しいところですが、いかんせん

ポルはKTMが初のファクトリーチームでMOTOGPでは未勝利。

対してドヴィは優勝は飾ってますし、ホンダとドゥカティではファクトリーを経験

ヤマハにも乗ったことがあってその経験は比べるべきもありません。

メーカーとして次のステップに上がりたいKTMとしては是非にも欲しいライダーでしょう。

 

まだ濃厚な噂レベルの話ですが、事実として公表されるタイミングはもうそこまで

来ていると思われます。

失われた一年となるか

イタリアGPとカタルニアGPの延期が発表され

シーズン開幕は早くてもドイツGPと言われているMOTOGP

 

しかし、実際は今季の開催は難しいのでは無いか?

という空気が満ちてきているのも事実です。

 

そんな中、今シーズンの成績に進退を賭けていたロッシの

動向について、ここに来て新たな情報が聞こえてきました。

 

それは既に来季のファクトリー契約が決まっているビニャーレスと

クワルタラーロの内、クワルタラーロに限っては来季もペトロナスヤマハ

残留し、ロッシがヤマハファクトリーでもう一年走るというもの。

 

つまり、2020年シーズンは無かったものとして、2020年の分を

2021年にスライドさせて、ロッシの進退を再び問うという形になる模様。

もっとも、ペトロナスで走るとはいえ、ファビオの体制は実質ワークスと

変わらない規模になるみたいですが・・・。

 

ロッシの引退によってのファン離れを懸念するDORNAからすれば

一年でも多く彼が走ることは朗報に違いないけど、

果たして、そうなるのかどうか。

ただメレガッリやラザリさんは肯定的なコメントをしているんですよね。

KKY

世界中がコロナウィルスの影響であらゆるイベントが

中止または延期となり、それは2輪モータースポーツ界も

例外ではなく、MOTOGP、WSB、そしてEWCも中止、延期が続出

というこのタイミングで、まさかのKRTの鈴鹿8耐参戦が発表されました。

 

・・・・・・発表のタイミングとしては今じゃ無いだろ。

という気がしますが、その辺はカワサキ側に何らかの都合があったんではないか

と推測されるところです。

 

そして、それとは別件ですが、カワサキが今年発売する4気筒250ccのマシン

ZX-25Rのワンメイクレーサーも発表されています。

近年はコストダウン、安価でもそこそこ速いツインの250ccが主流に

なりつつありますが、そこにこの4気筒という空気の読めなさ。

さらにそれでワンメイクレースをやりましょうというあたり、カワサキの唯我独尊ぶりが

伺えるところです。

逆に言えば、こういう空気を読まない、独自路線で行くことがカワサキ

魅力、強みに繋がっているわけですから、興味深いところですね。

ある種、突き抜けている。

 

まさにK(カワサキ)K(空気)Y(読まない)の勝ちと言いますか。

ハードルの高さ

正式に全日本ロードレース選手権の第2戦に予定されていた

もてぎラウンドが延期になったため、

鈴鹿8耐への参戦権を賭けたトライアルレースは5月の

鈴鹿サンデーロードレースのみとなりました。

 

去年のセパン8耐の上位入賞チームを除くチームはここで

好成績を上げないと鈴鹿8耐への参戦権を手にすることは出来ません。

ここでプライベーターにとって厳しいポイントは2つあって、

ひとつは全日本のもてぎで参戦権を得る予定だった全日本の上位チームが

こちらに出てくる可能性が出てきたこと。

もっとも、10チームまでは主催者推薦枠があるので、有力チームはそちらに

回るように主催者も配慮するんではないでしょうか?

全日本のトップレベルのチームと鈴鹿サンデーのプライベーターでは

マシンの速さが危険なレベルで段違いですからね。

 

もうひとつは、この鈴鹿サンデーの足切りラインが現状不明であるということ。

 

これはフルグリッドの内訳の問題で、セパン組、主催者推薦枠組に加えて

EWCレギュラー組の枠があるんですが、今回のコロナウィルスの影響で

EWCのレギュラーチームが何チーム日本に来るのか未確定です。

そのため、このレギュラーチームの数が確定するまでは、この鈴鹿サンデー組から

何チームが本番に出られるのか、現状わかりません。

EWCの上位、5,6チームしか来ないようであれば、一気にハードルは

下がりますからね。

 

関係者はまずは、鈴鹿サンデーでベストを尽くす

それだけでしょう。

ホンダとヨシムラ

コロナウィルスの影響の中

今年初めて行われた鈴鹿の合同テストですが、

今シーズンエントリーしているチーム、ライダーの大半が

揃ってテストを行うことが出来ました。

そして、その中には嬉しいサプライズも。

 

まず、今シーズン、全日本にフルエントリーしない

ヨシムラ・スズキが渡辺一樹選手を擁して、テストを行っています。

ヨシムラと言えば、第一回の鈴鹿8耐で優勝して以来、途切れることなく

8耐に出続けている唯一のチームですから、その歴史を途切れされるのは

良しとしなかったということでしょうか?

この時期のテスト、それも鈴鹿でというのは、今年の鈴鹿8耐への

出場を考えてのものだと考えて良いでしょう。

ただし、現状出場権は無いわけですから、鈴鹿サンデーに出場して

上位の成績を残すか、あるいは主催者推薦枠を使うかしないと鈴鹿8耐には

出られません・・・。

それはおいおい明らかになるとしても、鈴鹿8耐にとって重要なキャラクターである

ヨシムラの参戦が濃厚というのは、スズキファンならず、鈴鹿8耐ファンには

嬉しいサプライズでした。

 

そしてもうひとつのサプライズ チームHRCが高橋巧青山博一

2人のライダーで黒い新型のCBR-RRを走らせています。

これは全日本のハルクやドリームがショーワサスにエンデュランスのエキパイ

というキット車に近い仕様なのに対して、

オーリンズにアクラポビッチですから、パーツ的にはWSBに出ている

ワークス車両に近いですが、履いているタイヤはブリヂストン

つまり、去年までの全日本のHRCワークス機と同じ仕様の車体でマシンが最新鋭機

ということになります。

これを高橋巧がテストするということは、やはり夏を睨んでと見て良いでしょう。

青山選手はコロナの影響で来日出来なかったCBRのテスターであるドミニク・エガーターの

代役起用とのことです。

全日本には参戦しないチームHRCですが、鈴鹿8耐だけはHRCが出てくる可能性が

こちらも濃厚となりました。

そしてヨシムラ同様、こちらも現状、出場権は持ってませんから

これまたヨシムラ同様、主催者推薦枠あるいは鈴鹿サンデーで結果を残さないと

鈴鹿8耐に出ることは出来ません。

 

それにして、全日本のフルエントリーから消えた歴史ある2チームが

鈴鹿8耐にどうやら出てきそうだというのは、とにもかくにもこの2チームにとっては

鈴鹿8耐が特別な存在であることを改めて感じさせるところです。

第一回ではホンダ(RSC)VSヨシムラの構図でしたが、そこから始まった歴史は

40年経った今でも、脈々と息づいていますね。

開発禁止令

猛威を奮うコロナウィルスの影響は

収まるどころかますます拡大の傾向を見せていて

今や、欧州は壊滅的な状況となっています。

特にイタリアとスペインは非常に被害が大きいようです。

イタリアはほぼファクトリーが稼働停止。

 

それに比べれば日本は別世界かと思える程の

平穏さとなっていますが、ここに来てDORNA

3月末を持って、MOTOGPマシンの開発を停止する措置を

嵩ずることに決めたようです。

 

これは出社もままならず、ファクトリーが閉鎖状態の

ドゥカティアプリリアといったイタリアンメーカーに対して

開発が継続できるホンダ、ヤマハ、スズキといった

日本メーカーが開発を継続していることにより

生じるであろう差を止めるということなんでしょうね。

 

しかし、今や欧州の状況はいつ再開かなんて言える状況ではなく

GPライダーでさえ自宅軟禁状態で、何もできず頭上の

嵐が過ぎ去るのをひたすら待つしかない状態。

嵐が過ぎるのは、5月か6月か、はたまた8月か・・・・・。

まだ先は見えていないですね。

 

WSB第2戦のアッセンの後に控えているイモララウンドは

8月にずれ込むという噂があります。