2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

もう少し何とかならんかったか

WSBの開幕戦のセッションが今日から始まりました。 FP1はあいにくの雨、FP2はドライ路面で行われ 今年からWSBで走るドゥカティのスコット・レディングが トップタイムをマークしています。 日本人的には青山博一以来のフル参戦ライダーとなる 高橋巧の走りに…

タイヤに優しく

オーストラリアのフィリップアイランドと言えば 過去にもMOTOGPでレース中のタイヤ交換が義務付けられたり WSBでは決勝レースの周回数が減算されたりと とにかく、タイヤに厳しいコース。 これは2015年に全面舗装が施されて、路面グリップが上がったこと 高…

一蓮托生

一蓮托生 意味:結果がどうなろうとも、行動や運命を共にすること ホンダがマルク・マルケスとの契約を更新しましたが 驚くべきはその契約年数が2年ではなく、倍の4年であるということ。 もはや、この先数年のホンダのMOTOGP活動はマルク・マルケスと 一蓮托…

あれも欲しい、これも欲しい

ホンダがスーパーバイクの開発ライダーとして ドミニク・エガーターと契約しました。 ホンダはMOTOGPの開発ライダーとしてステファン・ブラドルと 契約してますが、彼は基本的に海外のサーキットでのテストが 中心になりますから、スーパーバイクまでは手が…

それもひとつの要素

FIMから2020年のWSBにおける 各メーカー車両の最高回転数リミットが発表されました。 Ducati 16.100/min Honda 15.600/min Yamaha 14.950/min MV Agusta 14.950/min Suzuki 14.900/min BMW 14.900/min Aprilia 14.700/min Kawasaki 14.600/min 相変わらずド…

テストのコスト

前の章でようやくヤマハも重い腰を上げて 海外にテストチームを持つことになりました。 と書きましたけど、そもそも何で海外にテストチームを 持たないといけないのか?って話ですよね。 だって、ブリヂストンのワンメイク時代は日本のメーカーは 日本国内の…

決断

今更ながらセパンテストが始まる前の段階で ヤマハが2021年以降の体制を発表したのは 驚きでしたね。 個人的にはビニャーレスが残留するとすれば開幕戦 カタールあたりになるだろうと予想してはいたものの それ以上にヤマハは早急にビニャーレスとクワッタハ…

ホールショットデバイス

セパンテストで注目されていたのが ヤマハが登場させたホールショットデバイスです。 元々はモトクロスの技術の応用で、スタート前に あらかじめサスを縮めておくことによって、 スタート直後のサスのストロークによるパワーロスを 避けるための機構で、去年…

パワーバランスに異変アリ

シェイクダウンテストを終えて いよいよ本格的なテストが始まったセパンサーキット。 すでに2日間の日程を終えていますが、 早くも今シーズンの異変がリザルトから見て取れます。 というのは上位陣に顔を並べているのがスズキとヤマハの 直4勢で、V4勢では…

セパンシェイクダウン・テスト

マレーシアのセパンサーキットで オフィシャルテストの前のシェイクダウンテストが 3日間の日程で行われました。 これに参加できるのは各メーカーのテストライダー それから今シーズンのルーキーライダー、そして 優遇措置を受けているアプリリアとKTMのレギ…

アグスタの悲願

WSSもWSB同様全てのテストが終わりました。 WSSは去年からワンメイクECUが導入されましたが 今年は更にメーカー単位で回転数ハンデが課される模様です。 WSBと違って、もはや現行製造モデルがほとんど走っていない WSSは、完全に興業重視を前面に押し出して…

オフテストを終えて

WSBは2日間のヘレステスト、2日間のポルティマオ合同テストを 終えて、残りは開幕戦直前のフィリップアイランドテストを 残すのみとなりました。 とはいえ、直前テストはもう、物を現地に運び込んでの テストでそのまま、レースウィークに突入ですから 実質…