セパンシェイクダウン・テスト
マレーシアのセパンサーキットで
オフィシャルテストの前のシェイクダウンテストが
3日間の日程で行われました。
これに参加できるのは各メーカーのテストライダー
それから今シーズンのルーキーライダー、そして
優遇措置を受けているアプリリアとKTMのレギュラーライダーと
なっています。
3日間のテストを終えてトップタイムはKTMのポル・エスパルガロ
でしたが、驚くべきはこれがブランニューのマシン初走行となった
文字通りエンジン、フレーム、カウリングと何から何まで新しいマシンですから
速さよりもまともに走るかどうかと思っていましたが、いきなりの
素性の良さを披露した形ですね。
これにはアレイシも感嘆の言葉を述べています。
そしてもう一人は焦らした所で3日目に登場したヤマハのテストライダー
ホルヘ・ロレンツォ。
去年、ホンダで散々なシーズンを過ごして怪我もあり、疲弊しきった状態で
現役引退を宣言した彼がまさかのヤマハでのカムバック。
と共に、果たしてかつてのハンマー・ロレンツォが蘇るのか?
と興味津々だったわけですが、終わってみればポルから1秒落ち。
去年のレプソル・ホンダでマークした予選タイムとほぼ変わらないタイムをマークし
改めてヤマハのマシンとの相性の良さを示した形ですね。
だって、4年ぶりのヤマハライドでたった46周しか走ってませんから。
これは今年、第6のメーカーとしてのアプリリアの台頭と
今シーズン、どこかで出てくるであろうロレンツォのワイルドカード参戦に
期待がかかるというものです。
ホルヘだと言われている)
ただアプリリアはアンドレア・イアンノーネがドーピング審査の裁判結果待ちで
ロレンツォ・サバドーリはどうやらMIEレーシングでWSBにフル参戦らしく
アレイシのパートナーが未定なだけに早く埋めたいところですね。
(アブラハムかそれともスミスか、はたまた誰か?)