2020-01-01から1年間の記事一覧

勝つための体制

ここに来てようやく、チャズ・デイビスのゴーイレブン・ドゥカティ入りが 正式に発表されました。 常日頃からワークス体制以外では走らないし、自分にはその資格があると 公言しているチャズ・デイビスですから、このワークス放出 サテライトチームで走るこ…

ヤマハに何が起こったのか

シーズン終盤を迎えて驚天動地の出来事となった ヤマハへのペナルティ。 これについて、ヤマハMOTOGPチームの監督であるリン・ジャービスが ヤマハ内部に起こった一連のペナルティに繋がった 出来事について、説明しています。 事の発端は昨年の中盤、今季使…

秋のヨーロッパとタイヤの関係

ミシュランの公式発表によれば、アラゴンGPから タイヤアロケーションの登録できる数量を変更するそうです。 これはレースウィークが始まる前に、MOTOGPでは フロント10本、リヤ12本のタイヤを事前登録するのですが そのフロント10本の内訳の中で、これまで…

雨が生んだ波乱

フランスGPは全く予想外の展開となりましたね。 それもこれも雨、突然の雨が降ったことで全車レインタイヤ装着の ウェットレースとなったことで、そのタイヤの性能を引き出せるかどうかが 大きな鍵になったようです。 ドライでもこの寒さの中、いち早くタイ…

寒さが分けた予選

フランスGPは予選が行われ地元でポイントリーダーの ファビオ・クオルタラーロがポールポジションを獲得しました。 対照的にランキング2位のホアン・ミールは予選14番手となっています。 両者を分けたのは、予選というわずか一周のウォームアップで タイム…

寒さと雨

今週末はMOTOGP フランスGPがルマン・ブガッティサーキットで 行われます。 前回のカタルニアでは通常シーズンの6月向けに作ったタイヤをそのまんま 持ってきたため、タイヤの温度レンジが大き外れて、多くのライダーが 前後ともにソフトタイヤを選ばざるを…

2021年シーズンはこうなる?

コロナ渦でかつてない大幅なスケジュール変更を強いられた 世界のモータースポーツですが、その余波は来季も尾を引くことに なりそうです。 現段階で漏れ伝わってきている来シーズンの世界選手権の日程ですが、 やはり、ヨーロッパ外への国への渡航制限が大…

フランスの空模様

ジョナサン・レイ圧倒的有利な状況で始まった WSBマニクールラウンドはその思惑のとおり、 土曜日に行われたレース1と日曜日に行われたスーパーポールレースを 予定通りに(?)ジョナサン・レイが制し、 6連覇と100勝に王手をかけてレース2に臨みました。 …

先行逃げ切りか、後方追い上げか

今年のヤマハとスズキは同じ直4でも全くキャラクターが正反対のマシンになってますね。 つまり、予選の一発は速いけどレースになるとタイヤが消耗してどんどんペースを維持するのが精一杯の感があるからヤマハ。一方、予選ではリヤタイヤのグリップが良すぎ…

季節はずれのタイヤチョイス

MOTOGPカタルニアGPはファビオ・クオルタラーロが 開幕戦のヘレスのダブルウィン以来の優勝を飾りました。 しかし、薄氷の勝利だったようで、背後にはスズキの2人 ミールとリンスが迫っていました。 こうなった背景には今回のカタルニアにミシュランが 持ち…

ストーブリーグ 最新版

レプソル・ホンダ マルク・マルケス(確定) ポル・エスパルガロ(確定) ホンダLCR アレックス・マルケス(確定) 中上貴晶 モンスター・ヤマハ マーヴェリック・ビニャーレス(確定) ファビオ・クオルタラーロ(確定) ペトロナス・ヤマハ ヴァレンティー…

混迷は深まるか、それとも

3週連続開催となっているMOTOGP。 今週はスペインのカタルニアサーキットでの 開催となります。 前回のミザーノは再舗装したて、しかも2週連続開催で 路面グリップが上がっていたため、苦戦したライダーも 見受けられましたが、ここでは逆に速さを取り戻すラ…

走れば走るほどに

多くの転倒者を生んだエミリア・ロマーニャGPですが、 その要因は2週連続開催にあったようですね。 つまり、2週連続開催によってセッティングが進んでペースが 上がったこともありますが、大きかったのは路面にラバーが 付着して、いつも以上にグリップが…

あちらを立てれば、こちらが立たず

WSBはカタルニアラウンドが開催され 土曜日にスーパーポール及びレース1が行われました。 結果はジョナサン・レイがポールトゥウィン。 そしてランキング2位のスコット・レディングは2位に終わり タイトル争いになんとか踏みとどまる格好となりました。 今…

改善の功と罪

WSBは初開催のカタルニアでの戦いが今日から始まります。 注目はやはり、カワサキ+レイに対してドゥカティ軍団が どう対抗するかというところでしょうか。 気になるのはアラゴンでのドゥカティ勢の戦いぶりですね。 予選用と言われるスーパーソフトのPCXを…

ミザーノラウンド 考察

終わってみればフランコ・モルビデリの初優勝で 終わったサンマリノGP。 ここでは各メーカー、チーム、ライダーの傾向から 決勝リザルトに繋がったキーポイントを考察してみたいと思います。 まず、大前提としてこのコースはフロントで旋回する直4向け。 実…

地獄から天国

一個前のエントリーでヤマハはミザーノで 復活するでしょうと書きましたが、予想通りいや予想以上の 好調ぶりでビックリしました。 ミザーノはヘレス同様、アップダウンがそこまで無く 曲がりくねったミッキーマウスタイプのサーキットで フロントの旋回性が…

ミザーノの注目点

さて、インターバルを置いて再開されるMOTOGPは イタリアのミザーノから始まります。 ここからMOTOGPは一気に怒涛の連戦となるので、 ほぼこの連戦でチャンピオンシップの雌雄は決するのでは無いかと・・。 注目すべき点は多いですが、まずはレッドブルリン…

ギャンブルチョイス

WSBは2週連続アラゴンでの開催となりましたが 昨日の第1レースではプライベータードゥカティを駆る マイケル・ルーベン・リナルディが初優勝を飾りました。 彼はドゥカティのJrチームに所属し、かつてはスーパーストック1000クラスで チャンピオンにも輝い…

ドゥカティパニガーレ視点的WSB

昨日、Twitterの方でドカマニさんに情報提供して いただいた内容を私の持っている情報とシャッフルして 無冠に終わったドゥカティ パニガーレ時代のワークス活動を レギュレーションの変遷と共に振り返ってみたいと思います。 2008年 2気筒 1200cc化 ①エア…

その判断

スティリアGPでヤマハのマーヴェリック・ビニャーレスが ブレーキトラブルを抱えながらも走り続けたことで 結果的にブレーキが破損、クラッシュ、赤旗中断となったことに ついて、異変を感じた時点で、ピットインしてリタイアするべきだった というアレック…

一貫性の無さ

怒涛のようなレッドブルリンクの2連戦を終えて ドッと疲労感に見舞われる思いですね。 深刻なクラッシュも何度もありましたが、 それ以上に繰り返されるグリーンゾーン走行に対する ジャッジメントの一貫性の無さ、ペナルティによって 変更されるリザルトに…

ストーブリーグはこうなっている

ドヴィの離脱を受けて最新情報をまとめてみた。 レプソル・ホンダ マルク・マルケス(確定) ポル・エスパルガロ(確定) ホンダLCR アレックス・マルケス(確定) 中上貴晶 モンスター・ヤマハ マーヴェリック・ビニャーレス(確定) ファビオ・クオルタラ…

エンジンの封印

開幕戦からエンジントラブルが出ていた ヤマハのM1。 ヤマハはトラブルが出ていたロッシとモルビデリの エンジンを日本に送り、エンジンをもうレースに使わないとして ローテーション登録から外して、エンジンを分解。 原因調査を行った結果、バルブ周りの設…

ドゥカティの選択

ドゥカティが来期、アンドレア・ドヴィジオーゾと契約を 結ばないことが明らかになりました。 2013年、ロッシの後任としてドゥカティに加入し長年エースとして ドゥカティを引っ張ってきたライダーとの決別はひとつの時代の 終りを感じさせるものがあります…

下克上のシーズン

今シーズンのMOTOGPは非常に特殊な状況で開催されているのは 今更説明するまでも無い事ですが、その影響でしょうか、 ブルノサーキットで行われているチェコGPでは 予選の上位をアヴィンティア・レーシングの型落ちマシンを 走らせるヨハン・ザルコに ペトロ…

ヘッドパイプの柔らかさ

MOTOGPに続いて、WSBでもここヘレスで 苦戦模様のホンダ勢。 マシンが強いアンダーステアのようですね。 真夏のヘレスということで、路面温度がかなり上昇し どのメーカー、マシンも同じようにフロントタイヤの グリップを失って苦戦模様ですが、ホンダはそ…

ピースはハマった

コロナの影響で大幅に遅れて再開された2020年シーズン。 例年の春先から夏に季節を移して行われたヘレスでの スペインGP、アンダルシアGPは終わってみればヤマハが 合計6つの表彰台の内、5つまでを占めるという圧勝劇を見せました。 思い起こせば、2017年シ…

残り火

ドゥカティとドヴィジオーゾの来期以降の交渉が 不調という噂が広まると共にクローズアップされてきた ホルヘ・ロレンツォのドゥカティワークス復帰の噂。 そして、それはどうやら噂ではなく、現実として交渉を 行っているようです。 同じ引退という形を取り…

金の切れ目が縁の切れ目

プロフェッショナルライダーで ある以上、サラリーがそのライダーに対する評価の 指標になるのは間違いないところ。 自分の要望にそぐわない金額を提示されている以上は それを受け入れることなく移籍することも仕方がない。 ただ、それが全てでは無い。 昨…