ミザーノの注目点

さて、インターバルを置いて再開されるMOTOGP

イタリアのミザーノから始まります。

ここからMOTOGPは一気に怒涛の連戦となるので、

ほぼこの連戦でチャンピオンシップの雌雄は決するのでは無いかと・・。

 

注目すべき点は多いですが、まずはレッドブルリンクで散々だった

ヤマハ勢の復活。

これに関しては全然心配してなくって、レッドブルリンクの不振は

アップダウンが激しいコースレイアウトにヤマハのマシン作りの

方向性が決定的にミスマッチであったことが原因では無いかと。

その点アップダウンが少なくミッキーマウスコースのミザーノは

これまでも相性の良さをみせてますから、ヤマハ勢の復活が見られるでしょう。

ファビオはそろそろ3勝目が欲しいところですが、

ビニャーレスがピョコっと勝つかも。

 

逆に心配というか、どうなの?というのがドゥカティのドヴィジオーゾ。

レッドブルリンクでは相変わらず強さを見せましたが、ヤマハの時と

逆の意味で、彼のセッティング、乗り方がたまたまコースにマッチしただけで

今季悩まされてきた問題が根本的に解決したのかどうか

このミザーノでハッキリすることになるでしょう。

何となくダメなような気はしてますが・・・。その場合、ポイントリーダーの

ファビオはグッと楽な状況になるでしょうねー。

むしろ、好調なプラマックの2人、特にペッコは初表彰台が期待されるところです。

 

そのドゥカティ同様、どうなの?というのはKTMも同様で

この曲がりくねったコースでもブルノやレッドブル同様な強さをみせることが

出来るのか。ペドロサの事前テストが出来るのもこのミザーノで終わりですから

ミザーノの次のルマン・ブガッティサーキットでの走りも要注目ですね。

そこそこ上位には来るけど、圧倒する速さは無いような気がしますね。

 

懐疑的なドゥカティKTMに比べてヤマハが恐るべきはスズキの2台かも

知れません。今季は絶好調でシーズンインしたのに自分らでペースを崩した面も

見受けられましたが、それも取り返して今は本来の速さを発揮。

ミザーノ、ルマンは得意な部類に入るコースだけにやってくれそうな予感がします。

あとはライダーのミスによる取りこぼしが怖いところ。

 

アプリリアは置いておいて、最後にホンダは中上君しか期待できそうも無いですね。

今のRC213Vをキチンと走らせられるライダーは今は彼しか居ませんから。

ただ、表彰台行けるかどうかはちょっと厳しいか。

ライバルが手ごわくなるわけに。

 

以上、蓋を開けてみて答え合わせは4日後です。