10年ぶりのタイトル奪還 2017年を振り返る

今シーズンのAMA スーパーバイク
USヨシムラ・スズキのトニ・エリアス
見事に10年ぶりにUSヨシムラ・スズキにタイトルを
もたらしました。
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USヨシムラ・スズキがタイトルから遠ざかっていたのは
ベースマシンの古さもさることながら、マット・ムラディン
という絶対的エースの引退後、彼に匹敵するだけの
ライダーが居なかったという側面が大きく
それだけに、去年からチームに加入したこの小柄なスパニッシュの
走りは、旧型ながらヤマハに伍する速さをみせ
今年に十分期待をもたせるものでしたね。

果たして、スズキの今季にかける意気込みはオフの
セパンテストにAMAを走るエリアスとヘイデンの2人を招聘するなど
並々ならぬものがあり、果たしてシーズンが開幕してみれば
USヨシムラ・スズキの新型GSX-Rを駆る2人のライダーが
シーズンを席巻、特にエリアスは圧倒的な強さを見せてくれましたね。
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元々滑りやすいコンディションを苦にせず、マシンを豪快に
滑らせる彼のスタイルとアメリカの路面がいい具合にマッチした
そういう側面もあったかも知れません。
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とにかく、USヨシムラとしては、10年ぶりのタイトル獲得
トニ・エリアスはスパニッシュとして初のAMAタイトルを獲得となりました。

来年はヤマハもヘイズが引退、若手のギャレット・ゲロフを
迎えるなど、反撃に虎視眈々ですから、
当面はスズキVSヤマハの構図が続きそうですね。