全日本

ハードルの高さ

正式に全日本ロードレース選手権の第2戦に予定されていた もてぎラウンドが延期になったため、 鈴鹿8耐への参戦権を賭けたトライアルレースは5月の 鈴鹿サンデーロードレースのみとなりました。 去年のセパン8耐の上位入賞チームを除くチームはここで 好…

ホンダとヨシムラ

コロナウィルスの影響の中 今年初めて行われた鈴鹿の合同テストですが、 今シーズンエントリーしているチーム、ライダーの大半が 揃ってテストを行うことが出来ました。 そして、その中には嬉しいサプライズも。 まず、今シーズン、全日本にフルエントリーし…

つまりそういうことです

ドッグファイト・レーシングの 来季の体制が発表されました。 ST1000に藤田選手がエントリー。 藤田選手は去年の鈴鹿8耐で津田一磨選手と組んで 出場しましたが、フル参戦となるとYARTに入る前の ヤマルーブ時代だから、4年ぶりになりますか。 彼のような若…

三本の矢

予算が縮小されようが、 ワークスチームで参戦できなかろうが ホンダにとって鈴鹿8耐制覇は重要な目標。 今年はチームHRCというワークスチームの 参戦が不可能な状況のようですが、それでも チームを何とか揃えて出てくることになりそうですね。 勝つために…

寄せては返す波のように  2019年を振り返る 全日本編

来年のJSBクラスのシートについて 漏れ伝わって来る話は景気の悪いものばかりで 正式に発表されているのはモリワキの撤退だけですが シーズン直前になれば、ワークス系あそこもあそこも出てこない という状況になる模様です。 全日本の厳しい所は、メーカー…

J-GP2の存在 2019年を振返る 全日本編

今年限りで終了となったJ-GP2カテゴリー。 それまでのGP250に替わるカテゴリーとして 世界選手権のMOTO2に直結するカテゴリーとして 世界選手権に遅れること1年の、2011年から登場した 車体の改造範囲が極めて大きいカテゴリーでしたね。 それとスリックタイ…

ラストワークスバトル 2019年を振り返る 全日本編

どうやら来季は多くのメーカーがファクトリー体制を 引き上げるようなので、大金をかけて開発したJSBマシンが 火花を散らすシーズンは今年で一旦終了となりそうです。 そんな今シーズンはホンダVSヤマハの争いが激化した シーズンでしたね。 特にホンダはも…

未来を見越せ

昨日、AMAでのヨシムラがレース活動を 終えると書きましたが、これはヨシムラR&Dが 活動を休止するからだそうです。 つまり、スズキのアメリカにおける活動規模縮小ではなく ヨシムラ自身がチームを畳んだということのよう。 そういえば、全日本からも撤退…

健全経営

イギリスでモータースポーツフェスティバルが 開催され、来期のBSBのシートが続々と発表されています。 今の段階で、来期の体制が発表できるということが プロモーターとチーム、スポンサーがいい関係を 築いているからこそ出来ることだと思います。 これと…

6年の歳月

モリワキが来期の全日本及び鈴鹿8耐にエントリーしないことを 発表し、高橋裕紀選手とのコンビも解消ということになりました。 実にMOTOGPから帰ってきての6年間。 この6年間の歳月は、果たして高橋選手にとって プラスになったのかどうなのか。 そもそも…

JSBの価値

HRCの撤退、ヨシムラのEWCへの転向 チーム・グリーンの台数削減。 何も確定情報はありませんが、火のない所に煙は立たず。 来年の春先には続々と悲しい確定情報が流れてきそうな予感・・・。 まあ、例年早い段階で体制発表があるハルクプロの内容に よって、…

ターニングポイントは8耐

終わってみれば最終戦の逆転劇で 中須賀選手が9度目のタイトルを獲得したJSB1000クラス。 こんなに激動だったシーズンも珍しいのでは無いか? と思いますね。 開幕戦こそ相変わらずの速さをみせたヤマハでしたが 続く鈴鹿、菅生ではホンダの高橋選手が驚異…

ハードもソフトも揃えて

鈴鹿サーキットで新型CBRとおもしき車両が 目撃されましたが、噂通り、サイドカウルが二重構造に なっていて、その間にウイングらしきものが確認され センターダクトと、かなりの本気仕様であることが伺えます。 HRCワークスとなって2年、鈴鹿8耐では2年連…

中須賀VS野左根

全日本RR オートポリスの第1レースは 中須賀と野左根というヤマハのファクトリー同士の 争いとなりました。 野左根は雨の岡山で、初めて中須賀が完走したレースで 見事に優勝を飾って一皮むけた感があっただけに 今度はドライで先輩を破って勝利を挙げたい…

2020年始動!!

早い早すぎる・・・。 ということで、2019ー2020年シーズンのEWC開幕戦 ボルドール24時間にむけた合同テストが今日から ポールリカールで始まっています。 鈴鹿での激戦からわずか1ヶ月ですよ、奥さん!!!ってわけでして。 鈴鹿が終わった時点で、ボルドー…

一皮剥けた

かなりのヘビーウェットになった 岡山のJSB1000クラス決勝レース。 レースは予選3番手からスタートして 野左根選手が、水野選手の追撃を 振り切って、今シーズン初優勝、通算3勝目を上げました。 過去の2勝は中須賀選手の転倒による 棚ぼた的な要素もありま…

ここは庭

雨に見舞われた岡山サーキット。 J-GP2の途中から降り始めた雨は JSBの決勝の頃にはかなりの雨量になっていて 完全ウェット。 全車ウェットタイヤを履いてのスタートとなりました。 トップに立ったのは野左根選手でこれを追走するのが 水野選手、そして中須…

岡山は読めない状況

金曜日は雨、土曜日は晴れときて 決勝レースの行われる日曜日は 午後から雨という予報の岡山。 レースを走る側からすると一番 微妙な予報ですね。 降るなら午前から降ってWUPでレインタイヤを 履いて感触を確かめたいところですが そうもいかず、加えて雨の…

岡山テスト

2日間の岡山テスト。 JSB勢にとってはもてぎから 間もないテストとなりましたが ここでも水野選手が好調で2日間続けての トップタイムとなりました。 もてぎもそうですが、更にコンパクトな 岡山は水野選手の鋭いブレーキングが非常に 生きるレイアウトなだ…

コスト

オートスポーツに全日本JSBの 記事が出ていますが、 ヤマハのピット裏にゴロゴロと予備エンジンが 転がっている写真が載ってますね。 今や世界選手権であるWSBでさえ、エンジンの基数制限が 設けられ、Tカーさえ無いというのに 全日本は贅沢にも1ライダー2台…

魅せた走り

もてぎ2&4は好スタートを決めたヤマハの2人 中須賀と野左根がレースを引っ張り これに水野がついて行く形。 高橋巧はスタートから出遅れて、 ペースを回復している間にトップ集団に 離されて単独の4番手。 トップ3台は接近戦で49秒台をマークしながら 後…

未来への疾走

もてぎ2&4の予選を終えて ポールシッターは腓骨骨折の 高橋巧選手。 これを追うのが中須賀選手で 3番手にはハルクプロの水野選手。 4番手に野左根選手とホンダとヤマハのワークスマシンが 上位を占めました。 特筆すべきはハルクプロの水野選手で 鈴鹿8…

技術者の葛藤

Twitterの方には書きましたが 新型のCBRのお披露目は東京モーターショーが 濃厚とのこと。 現行モデルと同様、3つのグレードに 分けて発売され、ベースグレードでも210馬力 トップグレードのSP2になると220馬力オーバーを 叩き出すと書かれています。 実際、…

置き土産?

開幕戦のもてぎこそ 中須賀選手の2連勝を許した 高橋巧選手ですが、そこからの4連勝は 言うまでもなく。 で今週のもてぎなわけですが・・・。 どうやら今年の成績いかんにもよるんですが、 巧選手は新型CBR共々、来年WSBデビューを 飾る可能性が高まってきて…

JEG カガヤマ ボルドール参戦

鈴鹿8耐の熱気の余韻も冷めやらない 時期ですが、早くも来る2020年シーズンの 開幕戦、ボルドール24時間の暫定エントリーが 発表されました。 これによれば、JEGカガヤマが今年のボルドールに 挑戦するとのこと。 JEGカガヤマはスペインに拠点を置くチーム…

BMWワークス参戦

BMWは来期のEWCにワークスチームを 投入すると明言。 ライダーのラインナップ、タイヤメーカーが 気になるところです。 開幕戦は9月のボルドール24時間レースとなります。

待遇は変わらず

予定していなかった日本への遠征の 甲斐あって、見事に世界王者に輝いたSRCカワサキですが、 その台所事情は全く変わってないようですね。 というのも来年の年間エントリーはしない方向で 調整しているんだとか。 年間エントリーをしてしまうと、来季から追…

ガールズ・ブラボー

鈴鹿8耐の前日、台風接近真っ只中の 中行われた鈴鹿4耐。 強風と豪雨に見舞われ転倒者が続出する中、光った走りを見せたのが トップを行くAPホンダのムクラダ・サラプーチと GOSHIレーシングの片山選手という女性ライダー達でした。 特に片山千紗都選手は雨…

薄氷のタイトル獲得

SRCカワサキにとっては、驚くような 結末とでも言いましょうか? 残り5分、SERTのマシンは緊急ピットインから 出て行ってまもなく、エンジンから盛大に白煙を あげてコースに止まりました。 恐らくあのピットインの時点で何らかの異変を 感じ取っていたんだ…

完敗

熟成の進まない新型GSX-Rに対して ベテランの加賀山選手を起用して 一気に熟成を図ったスズキ。 これは当たって、去年までに比べたら 遥かにちゃんと走るようになったGSX-R。 ただ、まとまりが出てきて明らかになってきたのは ライバルとの差。 特にトップス…