2017年を振り返る⑤ ヤマハ8耐3連覇なる

終わってみれば、過去2年同様
ヤマハ・ファクトリーの圧勝劇に終わった
今年の鈴鹿8耐

そもそも論で言えば、今年までは過渡期ということで
16.5インチのタイヤが使える規定だったのに
ホンダは最初から明らかに不利とわかっている17インチに
決め打ちして、マシンを開発した時点で勝負はあったかも。
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ヤマハとしては、これまでの速さと安定感のままでも
勝てる状況だったからね。
これがもし、もっとギリギリの速さを追求しないとならないほど
ホンダが追撃していれば違ったかも。
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レギュレーションを隅から隅まで確認して
もっとも勝つ可能性が高い方法を取るのが勝負の常道とすれば
それを選択しなかったという選択にホンダの
脇の甘さを感じるところ。
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そもそもCBR-SP2とYZF-R1のポテンシャル差を考えれば
同じタイヤを履いたとしても、互角には持ち込めないくらい
速さに差はあると思うからね。
それでもあのマシンであそこまでタイムを詰めてきたのは
ホンダの底力を感じるけど・・・。
現物を見ればR1のエンジンがいかにコンパクトで
車体がスリム、CBRが一世代前のサイズのエンジンを搭載しているかが
わかるからね。

来季は全車17インチに統一でホンダもとうとうチームHRC投入
ということで嫌が応にもヒートアップは間違いないけど
リベンジとなるのか返り討ちか。

今から7ヶ月後が楽しみです。