心の赴くままに

HRC監督のリヴィオ・スッポがマルク・マルケス
去就について、こう述べていますね。
「彼が走るとすれば、それはお金のためではなく
速く走りたい欲求に基づくものだ」
とのこと。
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これは彼を陣営に引き抜こうと画策している
KTMのステファン・ピエリエ社長の発言に対する牽制でしょうが、
要はいくら契約金を釣り上げようとも、それに惹かれる
彼では無いという意味ですね。
まあ、逆に言えば、来年の契約金をホンダは上げる予定みたいだけど
引き上げたとしても、引き止め効果は無いって意味でもあるんだけど・・・。
(ちなみにマルケスの契約金は現役ライダーでは
ロレンツォに次ぐ2番目)
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つまり、彼が望むチャレンジングな環境が続く限り
ホンダに残留するだろうし、新たなチャレンジが必要と判断すれば
移籍するということになると思います。
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ただ、かつてロッシがホンダを離脱した時と決定的に違うのは
ロッシの時は、RC211Vの性能が高く誰が乗ってもタイトルが取れる
とまで言われて、ヤマハに移籍した経緯があるけど
今のRC213Vはマルケス無しではタイトルは多分、無理。
つまり、マルケスマンパワーに頼っている状態で彼の評価は
全く下がらないどころか上がっているってこと。
だから今でも十分チャレンジングな状況には変わりなく
移籍するとしたら、もっと困難な状況にチャレンジしたくなった場合だけ。
それがドゥカティなのか、はたまたKTMなのか。
それはずっと先の話になりそうだけどね。