ザルコ争奪戦

今シーズン、その素晴らしい走りで
一躍評価を上げたヨハン・ザルコですが
インタビューにおいて
「2019年にはファクトリーマシンでタイトル争いがしたい」
とコメントしていますね。

ファクトリーマシン、つまりヤマハ固執しないという
意味合いも含んでのコメントだと思いますが
ザルコの本音はやはり、ヤマハファクトリーに入って
タイトル争いがしたいというところじゃないでしょうか?

しかし、ご存知のとおり、ヤマハにとっての最優先事項は
ロッシ様の動向でして、彼がどういう決断をし、どういう契約を
結ぶかによって、ザルコの動向にも大いに影響してくるところ。

それは引退ではなく、再契約したとしても
1年契約の場合もありうるわけで、それならザルコがもう一年
テック3で走って、翌年ファクトリー入りも有り得るという話。

一方でKTMが早くもザルコ獲得について
名乗りをあげていますね。
イメージ 1
彼を2019年のワークスシートに
迎え入れる準備があると。
今季の成績を見る限り、ポルは残留しても
スミスは来季、よほど頑張らないとシートは危うい状況か。
ただ、ザルコからするとKTMのマシンは未だタイトル争いに
加わるポテンシャルに達しているとは言い難いだけに
微妙なところではあります。

さらにはここに来てホンダもこのザルコ獲得戦に加わる
可能性もあるようです。
マルケスの引き止めが最優先とはいえ、その隣の席に
ついては、一考の余地があるというところか。
イメージ 2
ザルコからしても、KTMではなく、
ホンダであれば十二分にタイトル争いに加われる
可能性が高いですから、行くとしたらこちらか。
いずれにしろ、今や勝利に一番近い存在となった
ライダーですから、どこに行くのか行かないのか。
周りも含めて彼の動向に注目です。

イメージ 3