2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

YZF-R1の20年 その2

2007年になると、ワイズギアレーシングから 世界帰りのノリックも参戦。 YSPの中須賀君からすれば意識せざるを得ない存在と 共に全日本を戦うことになります。 ノリックは存在感をみせる走りをところどころで見せてくれましたが (特にロケットスタート)結…

YZF-R1の20年 その1

今年でR1生誕20年ということで、 当ブログ的にはやはりレースシーンという 切り口で、R1の歴史を振り返ってみようかなと。 R1が全日本のレースシーンに登場したのは ちょうど、WSBが750ccから1000ccに切り替わったタイミングで 全日本はスーパーバイクから更…

テストライダーの仕事

来シーズン、レギュラーシートを失う ブラッドリー・スミスですが、どこかのメーカーの テストライダーに就任して、2020年のレギュラー 返り咲きを狙っているとのこと。 先日のザクセンリンクでクラッシュ、膝の腱を負傷した ミカ・カリオは重傷で復帰のめど…

モリワキに黄信号

BSBブランズハッチラウンド レース2。 スタートしてまもなくハイサイドクラッシュを 喫したダン・リンフォートですが、 どうやら左手首を骨折した模様。 精密検査の結果次第ですが、長期欠場は 免れないようですね。 となると当然、今週末の鈴鹿8耐には出場…

ようやく今季初優勝

BSBブランズハッチはジョシュ・ブルックスが 今季初優勝。 2015年のBSB王者で、昨年はプライベーターチームの ヤマハながらランキング2位に食い込んだブルックスは 今年からヤマハのファクトリーサポートを受ける McAMSヤマハに移籍し、タイトル争いが期待…

積み重ねて200勝

AMAはユタラウンドの第1レースが行われ トニ・エリアスが僅差で優勝を飾り スズキにとってAMAスーパーバイク通算200勝目となる勝利を挙げました。 今年、活動40周年目のヨシムラにとっても 記念すべき勝利ですね。 200勝の大半はヨシムラとスズキのコンビで…

我慢の限界

MOTOGPは3週間の短いサマーブレイクに 入っていますが、どうやらロッシは日本に来て もてぎでM1のテストに参加しているようですね。 常に電子制御のセットアップや車体の仕様に 開発が必要とコメントを繰り返してきたロッシですが 遂に我慢の限界が来たのか…

アメリカンスタイル

もはや最高峰クラスからアメリカンライダーが 消え失せて、アメリカンライディングスタイル という言語そのものが、無くなっているも同然ですが マルク・マルケスの速さ、強さの秘訣はまさに ここにあると言っても過言では無いかと。 つまり、このスタイルを…

ミシュラン的マシン作り

今年でミシュランタイヤに変更されて3年目と なりますが、各メーカー、そのタイヤ特性に 合わせ込む形でマシンも作り込みが熟成されてきましたね。 つまり、BSの16.5インチタイヤに対して 限界が低いMIの17インチフロントタイヤでは 簡単にフロントタイヤの…

スーパーマルケス

書こう書こうと思っていて先延ばしになってましたが ザクセンでは見事なタイヤマネージメントで マルケスが今季5勝目。 9戦で5勝、リタイア2回でそれ以外も2位と ハイアベレージで3年連続タイトル、自身最高峰5度目の タイトルに向けて邁進中です。 今シ…

危険

職場で熱中症一歩手前。 やばかったです。 さっさと仕事放棄して休養にあててようやく回復しました。 皆さんもくれぐれもご注意を。

ヤマハコンビは来季も継続

パタ・ヤマハは来季もマイケル・ヴァン・デル・マークと アレックス・ロウズのコンビを継続することを 発表しました。 まあ、ヤマハにWSB復帰後初の優勝をもたらしたコンビですから 彼らを変える理由もありませんでしたからね。 さて、そうなってくると現在W…

フォルガーの行方

トライアンフのMOTO2マシンテストに 姿を見せて健在ぶりをアピールした ジョナス・フォルガーですが、 来季に先行きは不透明となっています。 ただここに来て漏れ伝わってきているのは ザクセンで腱を損傷する重傷を負ってしまった ミカ・カリオの代役として…

結果オーライ

事前テストで転倒負傷したレオン・キャミアに 替わって、パトリック・ヤコブセンが チームHRCに加入することになりました。 そしてヤコブセンの抜けたハルクプロは スーパーサブとして帯同していたランディ・ド・ピニエが 走ることになりました。 個人的には…

自分不器用ですから その2

2013年にタイトルを獲得し、念願のゼッケン1を つけて臨んだ2014年シーズンは惜しいところで タイトルを逃すこととなりました。 まあ、その遠因となったロリス・バズとの間には 確執が生まれ、結果的にバズはMOTOGPに行き 代わりの新たなチームメイトとして…

自分不器用ですから

サイクスのカワサキ離脱が発表されましたね。 まあ、このブログでも散々触れてましたから やっとかとしか思いませんけど、 9年間も在籍していたんですね。 サイクスのWSBデビューは2009年のヤマハ。 快進撃をみせるベン・スピーズの影で目立たない ルーキー…

長い目で見て

来季からヤマハファクトリーのタイトルスポンサーが モンスターエナジーになることが発表されました。 一方、ホンダファクトリーはレプソルと新たに 2年の契約継続。 MOTOGPの場合、シーズン中も開発は継続しますし 翌年のマシンの仕込みももう夏の段階には…

カリオの代役はあの人?

ザクセンリンクのFPでクラッシュ。 腱を負傷したミカ・カリオですが、 昨年、YARTからスポット参戦して膝の腱を負傷した ブラッドリー・スミスがそうであるように 骨折よりも完治に時間がかかる腱の損傷だけに 早い段階での復帰は無いかも知れません。 KTMは…

タイトルへのこだわり

来期、アヴィンティアで走るという噂も流れた アレックス・マルケスですが、来季もマークVDSに残留が決定 あくまでもMOTO2タイトルの獲得にこだわるようです。 ルティ、モルビデリ、中上君、更にはバグナイアに ミール、オリベイラまで抜けるMOTO2ですから、…

それでも地球は回り続ける

いささか旧聞に属しますが、先日の公道レース サウザン100で若手ライダーのジェイムズ・コートンが クラッシュ、還らぬ人となりました。 今年はマン島でダン・ニーンが亡くなり つい先日、ウイリアム・ダンロップが亡くなり 悲しいニュースが続きますが それ…

世代交代の足音

昨年は中上君やモルビデリ、ルティにシメオンと 一気に4名ものライダーがMOTOGPへの昇格を 果たし、今年はやや平穏なシーズンとなるかと 思いきや、早々にバグナイアがプラマックへ 続いてミールがスズキワークスへ オリベイラがテック3KTMへと昇格すること…

モビスター改めモンスター・ヤマハ

既に噂は上がっていましたが ヤマハ・ファクトリーのメインスポンサーを 務めてきたモビスターが今季限りとなるようです。 替わって、現在サブスポンサーの位置づけとなっている モンスターがメインスポンサーに昇格となるようです。 モンスターは長年テック…

キャミアの代役はやはり・・・

8耐の事前テストで転倒、頚椎にクラックを入れ 本戦の欠場を発表したレオン・キャミアですが、 どうやら、代役はランディ・ド・ピニエに決まった模様。 彼は前回の合同テストにスーパーサブとして 来ていて、ホンダ全体のサブライダーでしたからね。 しかし…

巡り合わせ

新チーム ペトロナス・ヤマハは フランコ・モルビデリとファビオ・クワッタハッホの コンビになるようです。 驚きは、クワッタハッホの大抜擢ですよね。 噂ではアッセンの時点で、サインを交わしていたそうです。 それよりも、去年、今シーズンの前半までの…

ペドロサの決断

ペドロサの選択は引退でしたか。 MOTOPライダーとして走り続ける以上は 目指すはタイトルであって、それを狙うだけの 心と体と体制が整わないのであれば走らない という選択ということでしょうか? もうここ数年、度重なる怪我もあって 肉体的には厳しかった…

8耐合同テスト SST編

今年は激戦区のSSTクラスですが、 現状ダントツの速さを見せているのが TONEのBMW。 何しろEWCマシンより速いですから、 これは笑っちゃうくらいの速さ。 星野選手と筆頭に渥美選手と三原選手も安定。 足元を支えるピレリもこの辺りのパワーだと 問題がない…

8耐合同テスト EWCレギュラー編

優勝争いと共に注目はEWCの年間タイトルの行方。 今のところ、10ポイントのリードを持つ 地元TSRが有利ですが、テストを見ると、 既にタイトル圏外のYARTが非常に好調。 EWCレギュラー勢ではYARTとTSRだけがBSタイヤを使いますから この点に関しては圧倒的に…

ダニ、引退

ペトロナス・ヤマハは モルビデリとクワッタハッホ?

8耐合同テスト ヨシムラ編

正直、一番語る部分が少ないのがここだったりする。 4人のライダーを挙げてセレクションするとは 言っているものの、一樹君はほぼエスパルスドリームの マシンでしかテストしてないから もう、津田選手、ギュントーリ、ブラッドリーの3名で行くのは 間違いな…

8耐合同テスト ホンダ編

恐れていた事態になったなぁというのが 率直な感想。 キャミアは初日走り出して早々、ヘアピンで 転倒を喫し、首を痛めて二日目を丸々欠場。 今日は走っているのか不明です。 ファクトリーマシンはWSBのマシンとは電子制御の 効き方が違いますし、巧君のマシ…