8耐合同テスト EWCレギュラー編

優勝争いと共に注目はEWCの年間タイトルの行方。

今のところ、10ポイントのリードを持つ
地元TSRが有利ですが、テストを見ると、
既にタイトル圏外のYARTが非常に好調。
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EWCレギュラー勢ではYARTとTSRだけがBSタイヤを使いますから
この点に関しては圧倒的に有利ですよね。
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今年限りでEWCから撤退、来季からWSSに注力することを
発表したGMT94はTSRを追う立場ですが、
やはりと言いますか、タイヤがDLのためにやや不利な状況。
TSRがリタイアあるいはノーポイント完走しない限りは
逆転は難しいようにも思われますが、何が起こるかわからないのが
耐久レース、最後までまずはポイント圏内で完走狙いでしょう。

ところで、TSRのマシンですけど、どうやら新型で2戦とも完走した
いわゆる耐久仕様のまま、持ち込まれているようですね。
だから、いわゆるスプリント能力が全然足りない。
それは今回のテストのタイムが証明しています。
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推測ですけど、TSR的にはホンダのテコ入れを受けて
さらに速いマシンを作り上げるより、信頼性十分の今のマシンで
完走を最優先される戦法を選択したということかと。
もてぎでチラッと聞いた話だと三台目のワークスマシン的な
ものを投入する予定もあったようですね。

日本のチームとして(国籍はフランス)日本のタイヤメーカーが
初の世界タイトルを獲得する瞬間が訪れるのか?
それともまさかの結末が待ち受けるのか。