テストライダーの仕事
来シーズン、レギュラーシートを失う
ブラッドリー・スミスですが、どこかのメーカーの
テストライダーに就任して、2020年のレギュラー
返り咲きを狙っているとのこと。
先日のザクセンリンクでクラッシュ、膝の腱を負傷した
ミカ・カリオは重傷で復帰のめどは現状立っておらず
今シーズンに関してはジョナス・フォルガーが代わりを
務めることになりそうですが、来期以降はこの座に
スミスが収まる可能性も無くはないか。
そしてフォルガーとスミスに関してはロッシがヤマハに
対して、テストライダーとして雇うべきと推しているようですね。
今シーズン、ホンダはステファン・ブラドル、スズキは
シルヴァン・ギュントーリを起用して、従来の日本人の開発ライダー以外を
使って日本のコースでテストを重ねてきましたが
特にスズキに関しては成果が出ているようですね。
共通ソフトへの対応にしろ、テストライダーの採用にしろ
ヤマハは我が道を進みながらも、
現状結果が出ていないわけですから、結果が出ている他の
メーカーの真似をしろとロッシは言いたいのかも。
またブラドルやスミスのようにもはや若手とは言えない
年齢に達した中堅ライダーにとっては、このテストライダーと
いう仕事はワークスの活動に携わって経験を積むことができるし
復帰のチャンスもありと魅力的な仕事に映るようですね。
実はスコット・レディングもアプリリアの開発ライダーに
就任するという噂もあります。
第2のキャリアとしての開発ライダーはアリなのか。
ただ、日本人開発ライダーじゃダメと言われているようで、
それはそれで非常に複雑ではありますね。