自分不器用ですから

サイクスのカワサキ離脱が発表されましたね。
イメージ 1
まあ、このブログでも散々触れてましたから
やっとかとしか思いませんけど、
9年間も在籍していたんですね。
サイクスのWSBデビューは2009年のヤマハ
快進撃をみせるベン・スピーズの影で目立たない
ルーキーでしたね。
イメージ 2
当時のカワサキはイタリアのPSG-1をベースにした
チームでサイクスは玉田さんの後釜として、
2010年にこのチームにやってきたんですよね。
まあ、当時のZX-10Rの戦闘力は触れるまでもなく入賞がやっとこさで
エンジンは速いけどシャシーがダメってのが定評でした。
この辺は玉田さんも色々言っていたけど今回は割愛。
イメージ 3
彼とカワサキにとって転機となったのが2011年に
ZX-10Rがフルモデルチェンジして、オーソドックスな
ツインスパーシャシーになったつまり、普通に走るマシンになったこと
加えて、WSSを戦っていたプロヴェックが
WSBに上がってきて新たなオフィシャルチームになったこと。
このチームはスペインのチームで、スペイン期待の星
ホアン・ラスコルツ共々のステップアップでしたね。
ハードとソフトがいっぺんに整ったということ。
イメージ 4
果たして、熟成の2011年を経て2012年になると、いよいよ
カワサキ+サイクスの快進撃が始まります。
この年のライバルは引退を表明していたアプリリア
結論から言えばわずか0.5ポイント、モスクワのレースが
雨で赤旗中断、周回数不足によりハーフポイントになった分
届きませんでした。
しかし、もはやカワサキが勝てるマシンであることは
疑う余地はなく、2013年に期待がかかる結果となりました。

ただし、チームの期待の星であったラスコルツはテスト中の
クラッシュにより、半身不随となり、現役を引退
新たにロリス・バズがチームメイトになりました。
(画像はそのラスコルツのヘルメットを被って走るサイクス)
イメージ 5
2013年も引き続きアプリリアがライバルでラバティ
ギュントーリが迫りましたがこれを振り切って歓喜の初タイトル。
カワサキにとっては93年のスコット・ラッセル以来の
タイトルをもたらします。
イメージ 6
長くなったんで一旦、切って続く・・・。