600の未来は

藤原克昭さんがツィッター
呟いておられますが、それによると
ZX-6Rのレーサーの開発が今年で終了するそうです。

2009年から10年間、ずっと開発に携わってきたとのこと。
当時は、プロヴェック・カワサキでホアン・ラスコルツと
共にWSSに参戦していましたね。
プロヴェックはその後、今のカワサキ・ファクトリーの母体と
なったチームです。
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現在の600ccのSSは、2020年のユーロ5に対策される
可能性は極めて低く、延命に次ぐ延命でここまで
来ていますが、恐らく、2020年をもって完全に消える
運命はほぼ間違いないと思います。

となると、それをベースとしているSS600クラスの
車両の開発に関しても、先を見越せば継続する
意味合いはかなり薄いと言ってもいいでしょう。

これはカワサキに限ったことではなく、それ以外のメーカーにも
なべて言えることで、WSS600なんかは絶版車による
選手権と化す可能性はありますね。
もちろん、DORNAサイドも承知していますから
早々に何らかの手は打ってくるかと思います。

実際、アプリリアノートンは600+アルファのパラツインを
登場させてきています。
将来はこの路線に載ってきてもおかしくは無いでしょう。