過ちは2年前から
スピードウィークにロッシが
インタビューで答えた内容によれば
ここ2年の不振は2016年のオフのバレンシアテストで
誤ったエンジンを選んでしまったことに
起因しているとのこと。
そしてリン・ジャービスもこれには同意しているようだ。
彼らによれば、2016年シーズン、リヤタイヤの
摩耗に苦しみマルケスに破れた彼らはこの
消耗を改善するためのエンジン特性の改善を試み
そして、選んだエンジンが間違ったスペックだったというもの。
電子制御の改善やシャシーの改善といった
誤った部分にその後、注力したことがこの原因に
行き着くまでの時間を遠回りさせてしまったと結論づけている
みたいだね。
もちろん、ロッシはライダーで、ジャービスは監督
具体的な技術的な分野に明るいわけじゃないけど、彼らが
ここまで公言するってことはヤマハのスタッフもある程度
掴んでいるってことじゃないかな?
原因さえわかっていれば、対策をするだけ。
今年の真ん中までは何が問題なのかわからないのが問題
って感じだったからね。
ただ、バレンシアとヘレスだけじゃ来季エンジンの
絞込みに時間が不十分だって話だから最終的には
セパンで決めることになりそうです。