道のりは遠く

期待していたポテンシャルに届いてなくて
かなりガッカリ気味のザルコでしたが
ポルに言わせると、それはヤマハからKTM
乗り換えてから、まだ走らせ方が慣れてないのが
理由だろうとの話。
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また、逆にだからこそマシンの改良点をザルコに
リクエストしてもらって、一緒に開発を進めていきたいと
言ってますね。
自分の気が付かない点も見てくれるだろうと。
実際、彼がKTMに来てからの進歩のスピードは凄まじいものがあって
でも、まだまだ足りない部分があるので、更なる
開発を進めていきたいとのこと。

テック3のポンシャラル監督も、やはり乗り換えたばかりで
まだマシンに慣れていない部分が大きいとしながらも
ザルコはドヴィジオーゾに似ていて、チームのスタッフと共に
問題解決に当たることが出来るライダーだとのこと。

それからテック3にはギー・クーロンを初め経験豊富な
スタッフが居るので、KTMの開発の手助けをすることが出来るだろう
と語っていますね。

ただ、こういう状況を見ると、フル参戦2年を経過しても
まだまだ課題は多く、更なる開発を進めないとトップを
キャッチアップするのは難しいって印象がありますね。

まあ、それは当然で元HRCの中本さんに言わせると、
MOTOGPのマシンはシーズン中も絶え間なく開発が継続されているわけで、
それに追いつこうと思ったら、それを上回る速度で開発を
しないといつまで経っても、その距離は縮まらないわけでして・・。
そういう意味ではダニの参加とカリオも復帰が待たれるところでは
ありますよね。

来年、どこまでトップとの差を縮めて来るのか。