2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

選択肢は3つ

今シーズン限りでホンダとの契約を 終えるんではないかという噂のある マークVDSですが、カタールGPの現場で 語った話によると、近日中に契約を結ぶようだ。 その対象はホンダ、ヤマハ、スズキの 3メーカーの中のいずれかで、3年契約となる模様。 これはマー…

サバイバリティ能力

レースに限っていえば、結果を持ち帰ってくる 能力とでも言いましょうか。 前述のロッシもそうですが、昨日のモルビデリも 見事な走りでしたね。 彼のチームはホンダのバックアップが少なく 電子制御のセッティングもイマイチで見るからに タイヤが滑ってい…

法外な成果

予選までの展開をみて ロッシが優勝争いをした2人の 直後でチェッカーを受けると予想した人は ほとんど居ないんじゃないでしょうか? それほど、今週末のヤマハ・ファクトリーは 喘いでいました。 ただ、何度も書いているけど、路面温度が下がる ナイトレー…

勝つべくして勝つ

スタートで順位を下げても 全く騒がず、慌てず、着実に順位を上げ トップに立っても、無理に離そうともせず 極力リスクを排して勝つ。 タイヤの消耗に自信があるから出来る芸当なんでしょうね。 多くのチーム、ライダーがタイヤの消耗に対して 疑心暗鬼なの…

バグナイアの初優勝

いきなり来ましたね。 フランチェスコ・バグナイアが カタールGPで自身初優勝を飾りました。 今シーズン、MOTOGPに行ったルティ、モルビデリ、中上の 3名に代わって、カレックスがワークスサポートに抜擢したのが アレックス・マルケスとバグナイアでした。 …

タイトル争いの流れ

開幕戦からタイトル争いをするであろう 3人は明暗が分かれましたね。 勝ったのはマーティン。 ただ勝っただけじゃなく、相手をじっくり観察して 勝つべくして勝った、クレバーな走りでしたね。 去年までのただ速いだけじゃない、精神的な成長を 感じられま…

2017年を払拭した走り

開幕戦カタールで予選5番手 決勝7位。 去年、わずかふた桁入賞がわずか2回の 鳥羽選手が開幕戦で残したリザルトは悪夢のような 昨シーズンを完全に払拭するものだったと思います。 今シーズン、チームアジアの監督に就任した青山君が まずやったのは、チー…

F4は現行モデルが最後らしい

MVアグスタはどうやら新型エンジン搭載の ブルターレ1000を発売するみたいだけど 同じエンジンを積むF4に関しては新型の 発売を断念する模様。 元々、このネタは2年前から追っていたけど やはり、売上的にブルターレの方が売れていて 先に新型エンジンのブル…

750勝まであとふたつ

ホンダはGP通算 750勝まで あとふたつだそうです。 MOTO2はカウント外ですから MOTOGPとMOTO3で勝てば達成ですね。 こういう時に「持ってる」ライダーは歴史に 名を刻むことになりますけど、果たして 持っているのは誰か? 歴史に名を刻むのは誰か? いやそ…

お好みに合せて

カタールはそれぞれのライダーの好みに 合せてエアロのチョイスが違うので ライダーの好みのスタイルが見て取れますね。 フロントにエアロをつけて、フロントの 安定感を欲しがっているのはロッシ、ミラー イアンノーネと言ったところ。 やはりというか、ブ…

マシンバランスとトレンド

前々から近年、特にミシュランになってからは ブレーキングで突っ込めるようにリヤ荷重重視 のマシンになっていると書いてますが、 そう考えた時に、V4レイアウトと直4レイアウト どっちが有利かと言うと・・・。 やはりV4ですよね。 前後にシリンダーが2…

ホイルセンサー壊れてた

FP4でフロントからスリップダウンを喫した 中上選手ですけど、そのマシンを修復して 予選を走ったみたいですね。 ところがホイルセンサーが壊れていて リヤの駆動が全然だったみたいです。 で結果ブービー。 あの箇所でのフロントからのスリップダウンは い…

ポールはザルコだが・・・

MOTOGPクラスのポールは ヤマハのヨハン・ザルコが2008年にロレンツォが 打ち立てたポールレコードを更新するタイムをマークし ポールを獲得。 2番手にマルケス、3番手にペトルッチが入りました。 この3人とリンスはひと塊になってアタックしてましたから …

日本人かく戦えり

MOTO3の日本人勢は 佐々木選手が4番手 鳥羽選手が5番手 真崎選手が19番手となりました。 佐々木選手はオフのトレーニングをばっちり 積んで、今年は結果を残す年と定めて挑んで 緒戦からきっちり、結果を残しましたね。 彼はどちらかというと、予選より決勝…

チーム内パワーバランス

カタールのMOTO3の予選は 今年からSIC58の一員となったニッコロ・アントネッリが チームに初ポールをもたらしました。 FP1で転倒して戦線離脱した鈴木君とは好対照。 元々去年だって、ルーキーのアルボリーニに対して 既に3年目だった鈴木君に求められたのは…

トリプルヘッダーは無しで

今年のドニントンラウンドは トリプルヘッダーの予定が組まれていましたが ここはブリティッシュタレントカップも 組み込まれているんですよね。 つまり、WSS300、WSS、WSB2レース、タレントカップ2レース STK1000を2日間で行わないとならないわけで、 これ…

暗中模索

ビニャーレスはすっかり袋小路に 入ってしまったようで、解決策が 見つからないようですね。 今年はロッシは参考にしないで独自路線で行く と決めた彼ですが、それゆえに迷ってしまっているようです。 まあ、ロッシはブレーキングが軸で、しっかり止まるマシ…

まずは好スタート

散々だった昨シーズンからリセット。 今年は巻き返しの年にしたいスズキですが ここまでは順調。 元々カタールは相性が良くって、去年も イアンノーネが一列目からスタートして タイヤが厳しいマルケスを追い回してましたから 転倒が無ければ好成績だったハ…

羽根の有無

カタールの初日セッションはトップが ドヴィジオーゾ、2番手にペトルッチ 3番手にリンスがつけました。 面白いのは各陣営、いわゆるウイングカウルを 使ったり使ってなかったり分かれていること。 特にドゥカティは普段から使わないドヴィはもちろん、 使…

いきなり残念なお知らせ

鈴木君はFP1でコースを膨らんで縁石に乗って ハイサイド転倒、右手首を骨折して 欠場となりました。 なにが残念ってMOTO3、4年目の鈴木選手に 求められるのはなにより結果。 そのためには毎セッションの積み上げが必要なわけで その初っ端にこういうミスを…

並び順にはわけがある 3

MOTO3。 こちらも真ん中にはマーティンですね。 彼を中心に回っていくか。 お隣がカネット、その隣の隣がバスチアニーニ。 この辺のライダー、チームが引っ張っていきそう。 反対サイドのCIPは余り期待できない。 日本勢は控えめなのか、全然目立ってないな。…

並び順にはわけがある 2

続いてMOTO2。 こちらもアレックス・マルケスを中心に 一列目はSKY VR46のバグナイア、KTMの2人、パシーニと 優勝を飾りそうなライダーがズラッと並んでますね。 サム・ロウズは後ろの端かな? 長島くんは残念ながら3列目。 来年には2列目より前に出てきて…

並び順にはわけがある

さてカタールではプレスデーが行われ 揃ってのショットも行われました。 この並び順、無意識なようで意識しているというか 開幕時点での力関係が見て取れますよね。 MOTOGPクラスは見ての通り、去年激しくタイトルを 争い、今年も第2ラウンドを繰り広げそう…

今年の課題は右コーナー

ちょっと早めの今年の初乗りしてきました。 今年は暖かいですからね。 例年ならモーターサイクルショーで東京行って その足でNAPS行ってケミカル買って 帰ってきて、バイクたちのオイル類を交換してシーズンインですから。 今年の課題は右コーナーと決めてい…

ロッシ、2年契約を更新

生ける伝説 ヴァレンティーノ・ロッシが ヤマハとの契約を2年更新したとのこと。 これで、ヤマハの来季の体制は早くも確定 ビニャーレス、ロッシのコンビで2020年まで戦う。 恐らく、次は無い可能性が極めて高いだけに いよいよ伝説の終焉に向けての3年とい…

最高峰クラス 200戦目

ペドロサがカタールGPの決勝が スタートした時点で最高峰クラス 200戦目を 迎えます。 歴代5位となる記録ですが、数字的に今年全レース出走すれば カピロッシとヘイデンを抜いて歴代3位になりそうです。 彼の最高峰デビューは2006年 レプソル・ホンダで デ…

32タイトル

今年のMOTOGPに参戦するライダーは 過去12の選手権で32のタイトルを獲得しているそうで これは過去最大だそう。 ちょっとわかる範囲でリサーチしてみましょうか。 ロッシ 125cc、250cc、500cc、MOTOGP ビニャーレス MOTO3 マルケス 125cc、MOTO2、MOTOGP ペ…

フラッシュバック 2017 カタールGP

さて開幕を控えて去年の レースを振り返ってみたいと思います。 去年はスタート直前になってマルケスが タイヤをハードからソフトに急遽変更したんですよね。 オフのテスト不足が響いて、ソフト側のタイヤでは 上手く走れない、でも固いタイヤだとペースが遅…

狭角エンジン

はっきりと明示はされてないけど アプリリアRS-GPのエンジンは元々 市販車のRSVをベースにあっちこっち変更していって 最終的に原型を留めないくらい変化したエンジンだったはず。 ただバンク角に関しては、市販車同様、90度より狭い 狭角バンクを採用してい…

ジャーマン的アプローチ

2年目を迎えたKTMファクトリーが 今年のマシン RC16を発表しました。 外観を見る限り、正常進化と言えるようですね。 目を引くのはスイングアームがカーボンになったこと くらいか。 エンジンは発表がありませんけど、恐らく唯一の 正回転クランクの2気筒同…