最高峰クラス 200戦目
ペドロサがカタールGPの決勝が
スタートした時点で最高峰クラス 200戦目を
迎えます。
歴代5位となる記録ですが、数字的に今年全レース出走すれば
カピロッシとヘイデンを抜いて歴代3位になりそうです。
彼の最高峰デビューは2006年 レプソル・ホンダで
デビューイヤーでいきなり第4戦で優勝。
今は亡き、中国の上海サーキットでしたね。
2007年 800cc初年度はホンダのエースに昇格。
マシンの熟成不足に悩まされながらも2勝を挙げて
ランキング2位を獲得。
2008年ゼッケン2をつけて走るもミシュランタイヤがライバルに
完全に負けている状態でいかんともしがたく2勝でランキング3位。
2勝を挙げてランキング3位。
この時期に、中本さんがF1から帰ってきてテコ入れして
マシンが段々勝てるようになってきた時期ですね。
2010年はその上昇機運に乗ってロレンツォを追撃するも
もてぎのフリーで転倒ジ・エンド。
しかし、キャリアハイの4勝を挙げてランキング2位。
勝てるマシンになってきた所で
2011年はチームメイトにストーナーがやってきて
あっさりとタイトル獲得。
ペドロサは3勝を挙げるもランキング4位。
2012年、1000cc初年度。
チームメイトのストーナーが負傷で離脱。
代わってロレンツォを追撃するも豪州で自滅転倒で
ジ・エンド。
7勝をあげてランキング2位で今のところ、キャリアハイ。
2013年からはストーナーに代わって最強のチームメイト
マルク・マルケスが登場。
以降、
2013年3勝でランキング3位、
2014年1勝でランキング4位
2015年2勝でランキング4位
2016年1勝でランキング6位
2017年2勝でランキング4位
と見事なバイプレイヤーになってしまいました。
正直な話、メーカー独自ソフトで走っていた
2015年までの時点の方が体格のハンデを電子制御で
補うことが出来ていたので、一番チャンスがあったかも。
反面、2016年のミシュラン以降は体格の軽さが
タイヤに優しいという利点になってハマれば勝てる
というレースになっていますね。
いずれもシーズンを通して安定した結果を残せない
要因になってしまっていますが・・・。
ペドロサでもシーズンを安定して走れるマシンを
作れば彼にもチャンスはありますが、同じマシンに
マルケスが乗っているから、彼のほうが結果を出してしまう。
ということは今の体制が続く限りチャンスは無いことに
なってしまうんだけど・・・。