2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ホルヘの復帰

正式にイギリスGPからの復帰が 発表されたホルヘ・ロレンツォ。 ですが、復帰の舞台がシルバーストーン というのはやや不安なところです。 というのも今季のホルヘの苦戦の原因は RC213Vの特にコーナー進入での旋回性に 起因している部分も大きいからです。 …

サテライトチームの価値

毎年、この時期になるとスズキの サテライトチームが話題になります。 とりあえずは2020年までは無いとしていますが そのサテライトの存在意義について考えてみた。 現在のMOTOGPは予算削減の観点から極めて 厳しくシーズン中のテスト日数が制限されています…

来季は20戦

フィンランドに新たに出来た キャミリンクで各メーカーの テストライダーがいち早く出来上がった 路面上をGPマシンで試走しました。 あいにくの雨模様ということで ホンダのブラドルは白線に乗って転倒して しまいました。 正直、余り好評では無かったようで…

記録的猛暑

今年のヨーロッパの気温は40℃超えの 記録的猛暑だそうです。 確かにヨーロッパラウンドに入ってから やたらとライダーから路面が滑りやすい というコメントが聞かれたけど この記録的猛暑も関係しているかも知れません。 ミシュランも耐久力重視のタイヤを …

コスト

オートスポーツに全日本JSBの 記事が出ていますが、 ヤマハのピット裏にゴロゴロと予備エンジンが 転がっている写真が載ってますね。 今や世界選手権であるWSBでさえ、エンジンの基数制限が 設けられ、Tカーさえ無いというのに 全日本は贅沢にも1ライダー2台…

ショウダウン進出

BSBはキャドウェルパークの 2レースが行われました。 第1レースではポールから逃げる ジョシュ・ブルックスをカワサキのダニー・バカンが 追撃、これをかわして今季初優勝。 カワサキにとってもシーズン初優勝。 第2レースではブルックスが逃げ切り勝ち。 …

気になるザルコの行方

KTMを去ることになったヨハン・ザルコですが この段階からシートを探すのは非常に 難しい状況。 MOTO2に戻るとしても、それなりに 力のあるチームのシートはほぼ埋まってしまって ますからね。 2流チームではいかにザルコでも厳しいものがあります。 MOTO2…

魅せた走り

もてぎ2&4は好スタートを決めたヤマハの2人 中須賀と野左根がレースを引っ張り これに水野がついて行く形。 高橋巧はスタートから出遅れて、 ペースを回復している間にトップ集団に 離されて単独の4番手。 トップ3台は接近戦で49秒台をマークしながら 後…

BSB キャドウェルパーク

BSBはキャドウェルパークで予選が 行われ、ランキング2位のジョシュ・ブルックスが ポールポジション。 2番手がスズキのブラッドリー・レイ 3番手がトミー・ブライドウェル。 ポイントリーダーのスコット・レディングは 4番手、セカンドロウとなりました。…

未来への疾走

もてぎ2&4の予選を終えて ポールシッターは腓骨骨折の 高橋巧選手。 これを追うのが中須賀選手で 3番手にはハルクプロの水野選手。 4番手に野左根選手とホンダとヤマハのワークスマシンが 上位を占めました。 特筆すべきはハルクプロの水野選手で 鈴鹿8…

新たなキャスト

予想を超える移籍劇が続く WSBのシート争いですが、新たなキャスティングが 登場。 それはマークVDSのシートを失うことが濃厚な ジャビ・ビエルへ。 彼がカワサキ・ファクトリー入の可能性が あるようだ。 カワサキは鈴鹿8耐優勝の褒美として、ハスラムとの …

ケントの顛末

2015年のMOTO3王者である ダニー・ケントが執行猶予付きではあるものの 4ヶ月の刑を受けることになりました。 事の起こりはシートを失っている期間 ケントは借金の取立て業の手伝いのような ことをしており、その際にナイフを所持していたことが 罪に問われ…

早いもの勝ち

有力なシートに空きがあって 有力なライダーがフリーになっている。 だったら早もの勝ちで獲得するに限る。 というわけで、BMWワークスは ユージン・ラバティとサインをかわしました。 来期のBMWはトム・サイクスとユージン・ラバティの コンビで走ることに…

技術者の葛藤

Twitterの方には書きましたが 新型のCBRのお披露目は東京モーターショーが 濃厚とのこと。 現行モデルと同様、3つのグレードに 分けて発売され、ベースグレードでも210馬力 トップグレードのSP2になると220馬力オーバーを 叩き出すと書かれています。 実際、…

置き土産?

開幕戦のもてぎこそ 中須賀選手の2連勝を許した 高橋巧選手ですが、そこからの4連勝は 言うまでもなく。 で今週のもてぎなわけですが・・・。 どうやら今年の成績いかんにもよるんですが、 巧選手は新型CBR共々、来年WSBデビューを 飾る可能性が高まってきて…

WSB 2020のシートは

バウティスタのドゥカティ離脱 トプラックのヤマハ移籍が濃厚と なかなか激震に見舞われているWSBですが、 現段階でのシート争いは以下の状況。 KRT ジョナサン・レイ レオン・ハスラム(?) プセッティ・カワサキ ユージン・ラバティ(?) パタヤマハ マ…

接戦のわけ

今シーズンのMOTOGPで去年と 大きく変わったのはタイム差、 特に予選よりも決勝レースのトップから最下位までの タイム差が縮まったことですね。 先日行われたオーストリアGP、去年ヤマハは 優勝したロレンツォから実に17秒もの差をつけられて ゴールしまし…

ザルコが出戻り?

WSB行きも有り得ると思った ザルコですが、どうやら来季は MOTO2に戻るんじゃないかという噂。 もしも、これが実現すれば既に来季も MOTO2で走ることが決まっている アレックス・マルケスにとっては強力な ライバルということになるでしょうね。 これでマル…

決定権は誰に?

ジャック・ミラーがプラマックとの 来期の契約を更新。 来季は最新鋭のGP20を走らせるそうです。 ドゥカティからは屈辱的な扱いを 受けた彼ですが、それでも損得勘定で考えれば ドゥカティに残留というのは現状ベストの選択でしょう。 ところで、先週にわか…

ヤマハの未来

オーストリアGPではヤマハ最上位の 3位入賞を果たしたファビオ・クワッタハッホ。 既に今季、表彰台登壇を果たしているファビオですが 今回の3位はやや意味合いが違う3位だったか。 というのも、前回のチェコGPが終了した後に 行われたテストからファビオ…

狙うのは連覇

アレックス・マルケスが マークVDSと契約を更新しました。 もう一年MOTO2を走ります。 彼にとってはなかなか難しい選択をした形ですね。 というのも今季はともかく、来季 タイトルを逃すと、評価は下がることはあっても 上がることは無いから。 ザルコのよう…

MOTO2市場は活況

大きな動きが来年に持ち越されている MOTOGPと違って、MOTO2市場は色々 活況を呈しています。 それは各チーム2台体制が義務付けとなったこと共 関連しているかも知れませんね。 まず、VR46からルカ・マリーニが放出。 これはロッシが自分の呪縛からこの弟を…

接触していた

オーストリアGPのラストラップ。 十中八九、マルケスがもらったと 思われたラストラップの攻防。 まさかのドヴィジオーゾの意地のカウンターが 決まった形での、逆転劇でした。 あの最終コーナーの攻防。 マルケスは右のレバーガードが、 ドヴィジオーゾの車…

思惑のすれ違い

にわかに盛り上がったアレックス・マルケスの ペトロナスへの移籍話ですが 実際にチェコGPの夜に締結まで行っていたようですね。 ただこれはアレックスとマネージメントを務める アルサモラの確認のミスと言いますか、 最初からMOTO2のペトロナスと、MOTOGP…

ザルコの行き先

意外とホンダのWSBはあると思う。 来年から本腰を入れるホンダにとって 勝てるライダーの獲得は必須項目。 そのために現在はフォレスやエガーターなど 片っ端から可能性のあるライダーに 声をかけている状態。 格で言えばザルコはバウティスタより上。 ザル…

勝てるサテライトか、勝てないワークスか

ジャック・ミラーに突然降って沸いた 選択肢。 KTMのワークスに移籍か それともプラマック・ドゥカティに残留か。 まさにザルコにも迫られた選択。 ほぼ要求通りのパーツが常に用意されて レースごとにアップデイトパーツが回ってくる ワークス待遇。 ただし…

オーストリアの夜に

失意の地元GPを終えたザルコは KTMに今年限りでの契約解除を 申しでたようだ。 実はHRCサイドのロレンツォ残留宣言で 一応の決着をみたプラマック騒動だが ミラーがサインをかわさないのは KTMに空席が出来るのを待っていた との噂があった。 ミラーのマネー…

KTMはMOTO2から撤退

KTMのお膝元だけに KTM関連の重要なニュースがいくつか 流れています。 まずは今季限りでMOTO2の シャシーサプライヤーから手を引くとのこと。 今シーズン、シーズン中に2,3度改良型を 投入していますし、思った以上にパワーを使う ことがわかったから、…

長島選手の初ポール

やってくれましたねー。 8耐からの連戦となるチェコでも 好調でしたが、ようやく結果に結びつけました。 渡辺一樹選手の分析によれば 8耐で大きいバイクにずっと乗り続けたことにより しっかり荷重移動をさせる乗り方が 出来るようになったのが要因の模様。 …

マルク・スペシャル

オーストリアGPでは2番手にコンマ4秒もの 差をつける圧倒的なタイムで自身59度目の 最高峰クラスポールを獲得したマルク・マルケス。 彼はこれでミック・ドゥーハンの持つ 最高峰クラスのPP獲得回数を抜いて 歴代1位に躍り出ることになりました。 今回、マル…