思惑のすれ違い

にわかに盛り上がったアレックス・マルケス
ペトロナスへの移籍話ですが
実際にチェコGPの夜に締結まで行っていたようですね。

ただこれはアレックスとマネージメントを務める
アルサモラの確認のミスと言いますか、
最初からMOTO2のペトロナスと、MOTOGPペトロナスヤマハ
リンクしていない事を確認しないといけなかったですね。

つまり、マルケスもアルサモラも2021年からの
MOTOGPステップアップを前提に契約していたけど、
このペトロナスとの契約はあくまでもMOTO2チームのみの
契約だったということ。

これについてはペトロナスMOTOGPのマネージャーを
務めるウィルコ・ツェーレンベルグもコメントしていて
MOTO2の方を管理しているヨヘン・スティグヘルドとは
リンクしていないと言っています。

何より、ヤマハMOTOGP全体を統括するリン・ジャービス
2021年のヤマハの陣営についてはまだ何も決めていないと
コメントをしているんですよね。

だから、MOTO2のペトロナスとの契約は、2021年の
ヤマハMOTOGPプロジェクトとは何もリンクしていない。
それがわかったから、この話はご破産で、一転、マークVDSへの
残留の話がオーストリアでグッと進んだようです。

ちなみにマークVDSの来季はアレックス・マルケス
サム・ロウズという兄弟コンビが濃厚です。
先日アクシデントを起こしたビエルへはお払い箱になりそう・・・。
グレシーニはMOTO2継続参戦が怪しいですからロウズは移籍
という形を選んだ模様です。