決定権は誰に?

ジャック・ミラーがプラマックとの
来期の契約を更新。
来季は最新鋭のGP20を走らせるそうです。

ドゥカティからは屈辱的な扱いを
受けた彼ですが、それでも損得勘定で考えれば
ドゥカティに残留というのは現状ベストの選択でしょう。

ところで、先週にわかに巻き起こったロレンツォの
ドゥカティ復帰騒動ですが、これの発端は
ジジさんが、ロレンツォのマネージャーに連絡を取ったことでしたね。
この経緯を見る限り、ジジさんは変わらずホルヘを
高く評価しているようですね。

ということは、去年、ホルヘに見切りをつけたのは
ジジさんでは無いようですね。
むしろ、ジジさんは今でもホルヘと組みたいと思っている?

ドゥカティのレース部門を統括するジジさんより大きな
決定権を持つと言えばドゥカティの社長のドメニカーリか
あるいは、筆頭株主アウディ、メインスポンサーのフィリップモリス
たりと言ったところか。
いずれにせよ、現場レベルから離れたところで、お金や
国籍でライダーがチョイスされているとすると、
いつまでもドゥカティはベストチョイスのライダーに
恵まれないことになっちゃうね。

一説ではホルヘの解雇は、彼のサラリーの高さに要因が
あったようだし、ドヴィ、ペトルッチのコンビも
互いにイタリアンであることが決め手になったようですから・・・。

いずれにせよ、最高のマシンが生まれるタイミングで
最良のライダーが乗っていないと世界王者は手に入らないよ。