魅せた走り

もてぎ2&4は好スタートを決めたヤマハの2人
中須賀と野左根がレースを引っ張り
これに水野がついて行く形。

高橋巧はスタートから出遅れて、
ペースを回復している間にトップ集団に
離されて単独の4番手。

トップ3台は接近戦で49秒台をマークしながら
後続を引き離しにかかるが、野左根が転倒。
再スタートは切ったものの、大きく遅れる格好に。

トップ争いは中須賀と初めてこの位置を走る水野。
水野は何度か中須賀のペースアップに引き離されるも
すぐにその差を挽回してリードを与えない粘りの走り。

水野にとってはトップ集団のペースで
走るのも初めてだし、その中で減っていくタイヤで
ペースを維持するのも初めての経験だったはず。

それでも最後まで中須賀に食らいつく走りは
見事としか言うほかは無かったですね。

最後の最後には中須賀選手のダメ押しのスパートが
決まって、屈してしまいましたが非常に価値のある
2位だったと思います。

来季、世界行きが噂される高橋巧選手に替わって
国内のホンダのエースとして走るだけの
資格の片鱗は見せられたんじゃないでしょうか?

これは後半戦の水野選手の走りに要注目です。