2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

改革前夜

アプリリアレーシングのCEOである マッシモ・リヴォーラ アプリリアのMOTOGPプロジェクトのマネージャーである ロマーノ・アルペジアーノによれば 来季に向けてアプリリアはMOTOGPプロジェクトの 大規模な改革に着手する予定とのこと。 それはKTMが行ったよ…

年間王者もバックアップ

鈴鹿8耐のピット割りが発表されましたが 優勝争いに絡むチームもさることながら 年間王者を狙う3チームが 各メーカー系チームの隣というのが 面白い構図ですね。 各メーカー、この年間王者を狙うチームへの バックアップも万全か。 SRCカワサキはKRTの隣、…

レディングの快走

スネッタートンでもポールを獲得。 目下のポイントリーダー スコット・レディングは さすがの走りを見せつけていますね。 彼にとってはほぼ毎回が初コースにも関わらず 初めてのスーパーバイクを見事に乗りこなして みせています。 写真よりも動画の方がわか…

21戦への布石

DORNAのボス カルメロ・エスペレータによれば MOTOGPは最大22戦までは増やせるとのこと。 その野望に向けて、新たにフィンランドに設置中の キャミリングのコース部分だけの舗装が終了し MOTOGPのテストライダー ピッロ、ギュントーリ フォルガー、カリオ、…

付加物制限

来季のMOTOGPのテクニカルレギュレーションの 骨子が発表され、どうやら今季ドゥカティが 投入したスプーンやホイールカバーのような 付加物は総じて禁止になるようです。 つまり、フロントタイヤの延長線上から 下の部分には一切合切、後付けパーツの装着を…

最後の8耐

今年の鈴鹿8耐をもって長年 ブリヂストンのモータースポーツ部門を 支えてきた山田宏さんが定年で勇退されるそうです。 古くはテクニカルスポーツと組んでの125ccクラス 1991年の日本GP制覇から始まり、 そのまま、藤井監督に引っ張り出された形でのWGPフル…

交渉は終わっている

ドゥカティのチームマネージャーによると 既にドゥカティサイドとアルバロ・バウティスタの 交渉は終わっているとのこと。 つまり、6月末が交渉の期限で、アルバロサイドは 契約金額について、色々交渉はしていたようですが もう、金額条件についての交渉を…

5人目の勝者

ラグナセカ併催のAMA選手権は 第1レースをトニ・エリアスが 第2レースをギャレット・ゲロフが 制しました。 ゲロフは昨年からスーパーバイクに ステップアップした若手ライダー。 ラグナセカでは初日から好調で、第2レースでは ポールスタートから首位を…

開発の手は緩めず

今日からミザーノではMOTOGPメーカーの 合同テストが3日間行われます。 参加するのはドゥカティのピッロ、 ホンダのブラドル、アプリリアのスミスに スズキのギュントーリ。 ギュントーリはつい先日、もてぎでもテストを 行ったばかりですが、もうヨーロッパ…

大シャッフル大会の予感

今シーズン、パタヤマハで走っている マイケル・ヴァン・デル・マークと アレックス・ロウズ そしてGRTヤマハで走るサンドロ・コルテセの 3人は7月末日で契約が切れるそうです。 今季1勝を挙げているマイケルは契約更新が 確実視されていますが、現在ラン…

復活は本物か?

遂に今季初優勝を飾った チャズ・デイビス。 第1レースが終わった段階でセッティングが 良かったけど、タイヤチョイスを失敗した と言ってましたから、第2レースではその辺りを 見直してきた可能性はありますね。 彼のコメントでは遂に問題を解決したと 言…

白旗宣言

ラグナセカを終えた後、バウティスタが インタビューに答えて 「既にチャンピオンシップは手の内には無い」 とコメントしました。 「数字的にはいくらでも可能性は残っているが 僕が残りの全部のレースを勝ったとしても レイが全てのレースで2位に入ればタイ…

負の連鎖

ラグナセカではスーパーポールレースと 第2レースが行われたわけですが・・・。 バウティスタを見舞う負の連鎖は まだ終わっていなかったようです。 スーパーポールレースはトプラックに イン側から当てられて転倒。そのままリタイア。 この際に、左肩を脱…

2020年型YZF-R1

噂は本当でした。 ラグナセカの現場で2020年型の YZF-R1が突然の発表。 まあ、ドゥカティも916の25周年記念カラーの V4Rを走らせるくらいですから、いかに各メーカーが 北米に力を注いでいるのかわかるというものです。 さて、その発表された新型R1ですが、 …

フロントエンドからの警告

またしても転倒を喫してしまった バウティスタ。 彼のコメントを聞くと、 「フロントが警告を発してくれない」 と訴えています。 彼の転倒は100%フロントからのスリップダウンで コメントから推察するに、V4Rはフロントタイヤの 限界付近のインフォメーショ…

ジェットコースターのような

こんなアップ&ダウンが激しいシーズンも そう無い、記憶に無いですね。 ヘレスのスーパーポールレースが終わった段階で バウティスタとレイのポイント差は61。 当然、レイが61ポイントのビハインドを背負っていた わけですが、ラグナセカの第1レースを終わ…

追う者、追わない者

注目される2020年モデルの先陣を切って ヤマハが新型のR1をアメリカでお披露目する模様。 注目されるというのは、 やはりドゥカティがリーサルウェポンとも言うべき V4Rを投入してきたことで、各メーカーが これに対抗しうるハードを投入してくるのか?とい…

肘の張り

去年と今年の中上選手のフォーム比較。 同じザクセンリンクでのワンショット。 今年、2018年型RC213Vを得て非常に好調な 中上選手ですけど、去年に比べて上からの写真だと わかりにくいですが、頭の位置が低くなりましたね。 それと肘の張り出し具合が大きく…

新型R1だと。。。?

現地情報によると、WSBラグナセカラウンドの 2日目、土曜日、現地時間正午に 新型のYZF-R1の発表があるらしい。 ヤマハのWSBマネージャーであるアンドレア・ドソーリに よれば、新型R1はドゥカティのようなMOTOGP市販化路線は 追わず、あくまでも現行モデル…

タイトルコンテンダー

歯に絹着せぬ発言で知られる カル・クラッチロウがドヴィジオーゾについて こんな発言をしました。 「ただ優勝を狙って走っている時のドヴィジオーゾは いい走りをする」 これは裏を返せば、シーズンのタイトルを狙って 走っているここ2年のドヴィジオーゾの…

デイビスの憂鬱

未だ来季の契約をドゥカティとかわしていない バウティスタですが、どうやら2年契約 2021年まで契約を結ぶのではないかという 噂が流れてきました。 この背景には去年までのエース、チャズ・デイビスが 今年全くV4Rに適応できない状態を考えると バウティス…

7秒台の壁

正確には全日本を走るJSB車両と鈴鹿8耐を走る EWC車両はレギュレーションが違うんだけど、 テストの結果を見る限りは、全日本の 流れをそのまま続けてきてますね。 5秒台に入ったのはレッドブル・ホンダのみ。 これに続く6秒台がヤマハファクトリーと 今回…

ビンダーMOTOGPへ

かねてからの噂通り、ブラッド・ビンダーの 来季MOTOGP昇格が正式に決まりました。 チームはテック3で、1年契約。 チームメイトはかつての同僚オリベイラ。 これにより、シャーリンはMOTO2の テック3で走ることになります。 ということは、現テック3のべ…

マルコの決断

今日の現地時間16:00から マルコ・メランドリィが記者会見を行うとのこと。 恐らくですが、引退を宣言するんではないか というのがもっぱらの噂です。 かつて坂田さんやノビー、東さんと125で争い ノリックとはテック3でチームメイトだった 大ベテランも鉾…

快走の条件

開幕戦から驚異の11連勝を飾り 第4戦アッセンを終えた時点で もはやシーズンの流れは決まったも同然と思われた 今シーズンですが、先日のドニントンでは 完全に流れがひっくり返った形になり ジョナサン・レイがトリプルウィンを飾りました。 今シーズンの…

オンロード・ダートトラック

マルクがザクセンリンクで10連勝を 飾ったわけですけど、 特にMOTOGPマシンになってからの方が 強さが目立つよう思いますね。 MOTOGPマシンにとって、ザクセンは狭い というより狭すぎるコースで、必然的に リヤタイヤを滑らせて、小さく小さく 曲がった方が…

無人の野を行くが如く

見所はスタートに失敗した マルケスが1コーナーのブレーキングで 頑張って、トップに出たとこまででしょうか。 トップに出たマルクはあとはマイペースで 走るのみ。 誰もついていくことは出来ませんでした。 これで10年連続ポールトゥウィンの快挙達成。 こ…

サイクスを襲った不運

スーパーポールレースは 残り3周のところでヒックマンのBMWが エンジンブロー。 コースにオイルが出て後続の6台が 次々と転倒するアクシデントで赤旗中断。 この時点で上位はレイ、サイクス、トプラックで レースは終了しました。 しかし、赤旗提示後、ピッ…

結果を持ち帰らない男

結局、持って生まれた性格は なかなか変えられないってことなのか。 鳥羽選手は2番手でスタートしながら 最終的にはブレーキングミスで転倒リタイア。 実に4戦連続のリタイアとなってしまいました。 カタルニアでトップを走りながらブレーキングで転倒。 ア…

電動バイクの幕開け

MOTOeの開幕戦が行われました。 レースはワンメイク車両による大接戦。 スミス、ディ・メリオ、トゥーリを 中心に争われましたが、 レース終盤、サバドーリがクラッシュ。 マシンがバリアに当たって消火活動が 開始されたため、残り2周を残して赤旗成立 とな…