デイビスの憂鬱

未だ来季の契約をドゥカティとかわしていない
バウティスタですが、どうやら2年契約
2021年まで契約を結ぶのではないかという
噂が流れてきました。

この背景には去年までのエース、チャズ・デイビス
今年全くV4Rに適応できない状態を考えると
バウティスタに残留してもらわないと、タイトルを
獲得することはかなり困難な状況になると考えているからでは
ないでしょうかね。
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今シーズンのWSBシーズンを見返しているけど
やはりというか、V4Rというマシンはデイビスみたいに
ハードブレーキングでコーナーに入っていくと
どんどんフロントが逃げちゃう傾向がありますね。
元々、そういう乗り方に合ってないマシンなんでしょう。

特に去年までのパニガーレは硬すぎるほどの
アルミモノコックフレームでカッチカチのマシンだったけど
(それが最大のネガティブポイント)
今年のV4Rは近年のオーソドックスな薄肉のアルミフレームですから
去年の感覚でブレーキングしたら、フレームが変形しすぎて
マシンが逃げちゃうでしょうね。
だからデイビスがよくコメントする「止まらない」マシンに
なっているということか。

V4Rはバウティスタみたいに高いコーナーリングスピードを
維持したまんま、飛び込んで曲げていくテクニック
250的な乗り方を要求されるってことなんでしょうね。
デイビスはそれが出来ない。
となると、来季まで契約が残っているデイビスだけど
来季も含めて復活は望み薄かも・・・。