2015-01-01から1年間の記事一覧

2015年を振り返る~改革元年

今シーズンのWSBは2つの大きなレギュレーション変更が ありました。 ひとつは昨年から暫定的に導入されていた エヴォレギュレーションの全面的な適応。 もうひとつは電子制御ソフトのバジェットキャップで 同じメーカーのマシンであれば、どのチームも同じソ…

危機は去っていない

来シーズンのカレンダーに入っている チェコ ブルノサーキットですが、 以前にも話題に上げた地元自治体との契約の話は 解消されていないそうです。 従って、来シーズン、この問題が解決されないようだと チェコGPはカレンダー落ちとなり 現在、カレンダーか…

スーパーストックのタイトル

昨日、ドゥカティがワークスのジュニアチームで スーパーストック1000を走ると書きましたけど 各メーカー、それほどスーパーストック1000の タイトルに力を入れているということなんでしょうね。 実際、改造範囲が狭くなったとはいえ、足回りと 電子制御をレ…

2015年を振り返る~躍り出た第3の男

ジュール・クルーゼルの脱落によって すんなりソフォーグルのタイトルが確定するか と思われましたが、そうならなかったのはランキング3位の パトリック・ヤコブセンが浮上してきたからですね。 彼はシーズン中のオーナーの失踪によって 一時はシート喪失の…

お色直し

ヘルメットのデザインでお馴染み スターラインさんのところに デスモセディッチのカウルが持ち込まれてますね。 ワークスカラーからプラマックカラーへ お色直しだそうです。 セパンまであと一ヶ月とちょっと。

2015年を振り返る~激戦の果てに

今シーズンのWSSはもはやこのクラスの マイスターと化しているカワサキの ケナン・ソフォーグルと 完全ワークス体制となったMVアグスタの ジュール・クルーゼルとの争いになりました。 ブレーキングからのツッコミを身上とする ソフォーグルに対して 速さを…

ファブリツィオ、キャリアに終止符

ゼロックス・ドゥカティで 何勝かしているし、決して才能が無いわけじゃ ありませんけど、多くの同じ年代のイタリアンと 同様、それなりのシートに座っても成績が 残せなかったのがこうなった結果、ということでしょうか。 まあ、彼は「考えて」走るライダー…

2015年を振り返る~ようやく手にしたタイトル

ジョシュ・ブルックスが数年前から ずっと言っていたのが、 「BSBのタイトルを取ってWSBに行く」 というもの。 ただ、彼は毎年、数戦は勝つもののノーポイントレースも 多く、ランキング3位あたりに落ち着くのがいつものパターン。 これは特にプレッシャー…

ショバート、危機一髪

心臓の手術を受けたそうです。 一時は相当にヤバイ状態だったとか・・・。 とりあえず、一命は取り留めたそうです。 まずは良かった。

取られたら、取り返す

なにげにメーカー間のタイトル争いが 熾烈になっているスーパーストックですが、 来季、ドゥカティはワークスのアルバ・イット・ドゥカティの ジュニアチームを結成し、 2014年のチャンピオンであるレアンドロ・メルカドと マイケル・ルーベン・リナルディを…

ブルートゥースの罠

まあ、ちょっとずつ身の回りのアイテムを アップデイトしてます。 とりあえず、スマホの音声を飛ばせるブルートゥースの スピーカーを買いました。 スマホとのペアリングはすんなり行きましたが・・・。 もう一個、ベッドで寝ながら見る用に置いてある液晶TV…

2015年を振り返る~こんなハズでは

昨シーズンは最終戦までタイトルを争って 自信をつけて臨んだはずの今シーズンは 全く思ってもみなかったような大苦戦のシーズンとなり 最終的にはチームとの間に修復できない亀裂が生じ チーム移籍という形になってしまった清成選手。 終わってみれば優勝は…

ロレンツォの予言

ドゥカティのテストライダーに就任した ケーシー・ストーナーですが、 ホルヘ・ロレンツォは彼が地元GPである オーストラリアGPにワイルドカードでスポット参戦してくる のではないか、と踏んでいるようです。 確かに今回の就任に至るまでの経緯を見るに付け…

まずは開幕戦だけでも・・・

今シーズン、終盤アブラハムの代役で MOTOGPを走って、改めて大排気量マシンの 方が合っているし、走りたいと語った アンソニー・ウェストですが、来季の見通しは 不明な状況となっています。 ・・・が、とりあえず、2016年の開幕戦 母国ラウンドにスポット…

ドゥカ復帰ライドは1月30日

プライベートでイタリアの ドゥカティファクトリーを訪れている ストーナーですが、 彼のドゥカ復帰ライドが1月30日に決まったようです。 2月1日から始まるセパンオフィシャルテストに 前のりして、セパンで2日間のテストライドを 行うとのこと。 マシンは…

2015年を振り返る~新たな一歩

今シーズンからFIM主導の体制となり ウェイン・レイニーがトップに座った モトアメリカですが、実質はこれまでのAMA選手権と 大差なく、エントリー数から見ればむしろ 減っている状態でのシーズンとなりました。 実際、スーパーバイクは単体では台数が少ない…

来年から土日開催

TV優先ではなく、現地に来てくれる観客に 対してのサービスということで 来年からWSBは第1レースが土曜日に行われ 日曜日はWSS、WSB、STKの順で開催するそうです。 第1レースでマシンを壊したりしたら 次の日までに修復すれば出られるってことですね。 あ…

ホモロゲーションが変わる?

MCNによると、メーカーの承認 ホモロゲーションが変更になるようです。 おそらくですけど、エヴォレギュレーションになって ベースモデルが極めて高価になったため、 これを従来のホモロゲーションに当てはめると メーカー側の負担が大きくなるからではない…

2015年を振り返る~ミッションコンプリート

YZR-M1のMはミッションの「M」 とすれば、YZF-R1MのMもミッションだ! とこじつけですが、今シーズンの鈴鹿8耐に 参戦したヤマハ・ワークスのミッションは「勝利」 しかなかったわけで、それを見事に完遂した という意味では今年の勝利はメモリアル的な要素…

ハスラムはカワサキで

WSB残留、あるいはBSBに復帰と 言われていたレオン・ハスラムですが、 来季はGBモト・カワサキでBSBを戦うそうです。 このチームはカワサキのオフィシャルチームで 先日もWSB勢と一緒にテストを行ったばかりですね。 既にジェイムズ・エリソンとピーター・ヒ…

意外な鉄人たち

2015年の最終戦バレンシアGPに出走した時点で 歴代最多の296戦出場を果たしたヴァレンティーノ・ロッシですが、 それ意外にも鉄人出場記録を持つ現役ライダーが 何人か居ます。 現在、217戦出場で歴代3位につけているのが ダニ・ペドロサ。 このペドロサを…

彼らには休息が必要

モビスター・ヤマハのマネージャーである ウイルコ・ツエーレンベルグによれば、 今シーズン、最終戦まで激戦を繰り広げた ロッシとロレンツォには休息が必要で それがオフのテスト量が少なくなっている理由のようです。 もちろん、それによって来シーズンに…

2015年を振り返る~勝利は遠くなりにけり

今、丁度、今年の8耐の録画したのを チラッと見ていたんですけど ホールショットは清成さんだったんですよね。 でもそこからなすすべなくズルズル後退。 ひとつはフリー走行で転倒してマシンに 信頼感がおけなかったってのがあると思いますが (これは清成さ…

グンと増えて22本

来シーズンからミシュランのワンメイクになる MOTOGPですが、今季より持ち込まれる タイヤの本数が多くなるようですね。 レースウィークに持ち込まれるタイヤは ライダー一人につき、フロント10本、リヤ12本とのこと。 これだけ多いということは、今シーズン…

今も昔も変わらないこと

オフテストでロレンツォが電子制御の 効き方が変わってパワーがドンッと 出るようになってフロントが押される形で 転倒を喫したと書いたことがありますが ヤマハがそうなら、もっとアグレッシブなエンジンを 搭載するホンダはもっと苦戦している模様。 これ…

仕様違いとはなんぞや?

来シーズンのレギュレーションが 発表されてますが、 その中でMOTOGPクラスに関しては ワークスチーム、サテライトチームの数に関係して 仕様違いのエンジンが投入できるということになってますね。 それによると、ワークスチーム+サテライトが2チームの場…

差は縮まっているのか?

WSBは今季から大きくレギュレーションが 変わりましたが、ひとつはエンジンの改造範囲が 大幅に制限されたことですが、 もうひとつはECUにバジェットキャップが設けられ プライベーターもワークスと同じECU&ソフトが 購入できるようになったことです。 とい…

カーオブザイヤー

そういや旧聞になりますけど、 今年のカーオブザイヤーはマツダの ロードスターになったそうですね。 マツダはここ4年間でCX-5、デミオ、 ロードスターと3度目の受賞だそうです。 個人的にはカーオブザイヤーっていうのは ある意味、それ以降に影響をもたら…

2015年を振り返る~もう限界ギリギリ

今シーズンの高橋巧選手は 戦前の予想通り、厳しい戦いを強いられました。 マシンの戦闘力がかなり厳しいところに 来ているため、ちょっとセッティングを外しただけで ライバルについて行けないとは、本人の弁。 常にチーム、ライダーは高度なレベルでのセッ…

2015年を振り返る~未だ、道半ば

チーム・グリーン3年目となる 渡辺選手は今季こそ初優勝が期待されましたが 届きませんでした。 彼のライディングは非常に独特で、いわゆる 今どきの乗り方の最たるスタイルというか、 ブレーキングをした状態でかなり奥まで寝かしながら 突っ込んで行くフロ…