スーパーストックのタイトル

昨日、ドゥカティがワークスのジュニアチームで
スーパーストック1000を走ると書きましたけど
各メーカー、それほどスーパーストック1000の
タイトルに力を入れているということなんでしょうね。

実際、改造範囲が狭くなったとはいえ、足回りと
電子制御をレース専用品に交換できるスーパーバイク
比べると、足回りから電子制御からどノーマルの
スーパーストックの方が市販状態のポテンシャルが
モロに出るというもの。
それだけに、各メーカー、特に欧州のメーカーは力を
入れてますよね。
そういう意味ではスーパーバイクでは一回もタイトルを
獲得できなかったBMWですが、バドビー二とヴァリエで
4度もタイトルを取っていますので戦略的には成功と言えるかも知れません。
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そういう意味では市販車両にローンチコントロールやら
アンチウイリーなんかが搭載されているのはこのクラスで
勝つための装備という側面も有るかも知れませんね。
カワサキのZX-10Rなんか旧モデルはそういう装備は
ほとんど付いてないし、足回りのグレードも低かったですからね。
これでは戦えません。

また、今シーズンのアプリリアもそうですが、ストッククラスの
場合、改造はほとんど出来ませんが、ワークスの場合
その工場出荷の時点で、公差の範囲内でベストと思われる
パーツをチョイスしてマシンを汲み上げられるのが大きいですね。
そうして組み上げられたエンジンは普通のラインで組まれる
エンジンよりも間違いなくパワフルでしょうからね。
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日本のメーカーもこのクラスにもっと力を入れてくれると
面白いんですけどね~~。
まあ、金がかかりすぎるのもどうかと思うけど。
R1なんか今年もっと活躍できたと思う。