今年もストックは激戦
昨年はほぼファクトリー体制で
参戦してきたアプリリアのロレンツォ・サバドーリが
RSV4RFにタイトルをもたらしたヨーロッパ
スーパーストック1000クラスですが、
今年も激戦必至という情勢になっていますね。
まず、ドゥカティはワークスのJrチームを結成
去年のストック600王者のマイケル・ルーベン・リナルディを
走らせます。
ちなみに先日のヘレステストでメルカドがマークしたタイムは
スーパーバイクのトップのサイクスと2秒落ち。
今年からレギュレーションでスーパーバイクの音量規制が
ゆるくなりますが、これはそうでもしないとパッと見、
ストックとスーパーバイクの区分けがつかないほど
ストックの車両が速いからでしょうね。
王者アプリリアは去年、アルティア・レーシングで
ドゥカティのストック1000で走ったルカ・サバドーリを抜擢。
今年もファクトリー体制で連覇を狙います。
また、そのアルティアに残留したラファエル・デ・ロサは
マシンをBMWにスイッチして、タイトル奪取を狙います。
ヤマハのワークス同様PATAカラーとなって
タイトル奪取を狙います。
今や、市販車にもローンチコントロールやアンチウィリー
6軸センサーのトラクションコントロールが標準装備ですけど
このストッククラスで戦うには最低でもこういう装備が付いていないと
戦えないでしょうね。
そういう意味じゃあ、新型のカワサキにも期待がかかります。