スーパーストック1000
今、現在、STK1000のタイトルが見える位置に
いるカワサキのトプラックですが、
ちょっと調べたところ、STK1000でカワサキが
栄冠に輝いたことは無いみたいですね。
ちょっと遡ると、やはりこのクラスはドゥカと
BMWが強くって、
2007年 ニッコロ・カネッパ(ドゥカティ)
2008年 ブレンダン・ロバーツ(ドゥカティ)
2009年 シャビエル・シメオン(ドゥカティ)
2010年 アイルトン・バドビーニ(BMW)
2012、2013年 シルヴァン・ヴァリエ(BMW)
2015年 ロレンツォ・サバドーリ(アプリリア)
2016年 ラファエル・デ・ロサ(BMW)
となっています。
スーパーストックな場合、エンジンはエキパイ以外は
交換不可だし、電子制御は市販状態のまま。
サスペンションは内部構造の変更可能という規定。
だから、市販状態の電子制御や、元々ついている
サスペンションのグレードが結構成績に響くところ。
市販状態でクイックシフターやらローンチコントロールが
ついているとかね。
追加販売しているから、強いところで逆に日本勢は
最近でこそ出しているけど、Rバージョンは出していませんでした。
それがこの結果にも、繋がっているかも知れませんね。
そういう意味ではZX-10RRを投入したカワサキがきっちりと
タイトル取れれば、レースバージョンだけではなく
市販車の優秀性も証明する形になるか。
それとも去年、タイトルを取り逃がしたワークス体制の
ドゥカティのリナルディがタイトルを取るか。
ヤマハがタイトル取ってないのは残念だけど・・・。