指の忙しさ

ロッシが親指ブレーキを使っていた
という話題を挙げましたが、共通ソフトになってから
MOTOGPマシンはボタンの数が増えたんですよね。
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それはマッピングの切り替えに加えて
TCSのアップとダウンの効きを調整するボタンが
増えたから。
メーカーオリジナルのソフトの場合各コーナーごと
あるいは燃料が減るごと、タイヤが消耗するにつれて
TCSの効きをマシン側が勝手に調整してくれたけど
共通ソフトになってからは、ライダーが手元で調整するようになりました。
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ミザーノでロレンツォが転倒したのは、これが原因で
レインコンディションでTCSの効きをボタンを押して
調整していたら、リヤブレーキ(親指)を使い忘れてリヤサイドから
両方とも親指で押すからね。

このあたり、ドゥカティヤマハは考え方が違っていて
ドゥカティは手元でどんどんと調整できるのに対して
ヤマハはレース前に3段階くらいを登録しておいて
ボタンを押すと切り替わる方式。
結局、レースしながらどんだけ手元ボタンを押して
調整する余裕があるんだって話だと思うけど。

ライダーの負担って意味だとヤマハの方が優しいでしょうね。

今のGPマシンはプレイステーションもかくやの
ボタンの数ですからね・・・。