2015年を振り返る~激戦の果てに

今シーズンのWSSはもはやこのクラスの
マイスターと化しているカワサキ
ケナン・ソフォーグルと
完全ワークス体制となったMVアグスタ
ジュール・クルーゼルとの争いになりました。

ブレーキングからのツッコミを身上とする
ソフォーグルに対して
速さを武器に先行逃げ切りをスタイルとする
クルーゼルの戦い。
今年のアッセンでの最終ラップ、シケインでの接触
今年のWSSのハイライトです。
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ジャーナリストさんの試乗記によれば
MVアグスタF3レーサーは3気筒ながらかなりの高回転重視の
エンジンで、ライダーは回転数を維持しながらの
高い速度での旋回を求められるんだそうで、
それがクルーゼルの転倒の多さに繋がっているのかも。
もうひとつは回しているが故のエンジントラブルの多さですね。
WSSはエンジン7基制限)
結果的にその両方によってポイントを取りこぼした
クルーゼルは最終的に負傷欠場
ソフォーグルの4度目のタイトルが決まりました。
この辺は円熟の境地って感じでしょうか。
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来季の話をすれば、WSB同様にコストダウン対策として
ECUのコストダウンが図られ、バジェットキャップが
課されることになるようです。
各チーム、メーカー、ソフトの新規開発が必要な状況で
それが現在の戦闘力バランスに変化をもたらすことになりそうです。