感覚というものの脆さ

確か座談会だったと思うけど、
原田哲也さんが言ってたんですよね。
ずっと良くない速くないマシンに乗り続けていると
自分の中で速く走っていた頃のフィーリングが
失われてしまって、いざ、まともな速いマシンに乗った時に
速く走れない、感覚のリハビリが必要だって。
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確かドゥカから復帰したてのヴァレを指していたと
思うけど、原田さん自身もそういう経験がありますからね。
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そう考えた時に今のホルヘ・ロレンツォがドゥカティ
残留し続けたとして、彼の中のフィーリング
ライダーとしての優れたセンサーの感度が徐々に失われていく
可能性もあるんじゃないかと危惧するところ。
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ロッシは2年でドゥカから離脱したわけだけど
ヤマハに復帰してもしばらくは速くなかったよね。

個人的にはホルヘはドゥカティを離脱して
契約金を下げてもスズキで走るのが得策だと
思うんだけど、そこは本人のプライドってもんがあるから
難しい話です。
だって2年でドゥカティを離脱したらにっくきロッシと
全く同じ道を辿っちゃうからね(笑)