エンジンと制御の妥協点

いわゆるメーカー独自開発のソフトが
使えなくなって今年で3年目。
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各メーカーは失った制御を取り戻すために
共通ソフトの使いこなし方を模索する一方
エンジンそのものを扱いやすくすることにも注力をしてきました。
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これってピークパワーを少々削っても中低速の
扱いやすさに振った方がいいのか、
ピークパワー重視で中低速の扱いやすさを制御で
補うかってポイントだと思うんだけど
去年のドゥカティ、今年のホンダを見るとエンジンそのものを
かなり扱いやすさ重視の方に振ってきた感じですね。

で、そこに制御を噛ませることで、より中低速の
加速力を良くすることで結果的にトップスピードも伸びると。

結局、いかにリヤタイヤに有効にパワーを伝達させるかって
ことになるんだろうけどね。

ドゥカティはもちろん、ホンダもマニエッティのエンジニアの
リクルートに成功したって話だからそれも効いていると思う。

ザルコの凄いのはそういうきめ細かいトラクションコントロール
ほぼ自分のテクニックでやってのけているってこと。
だから彼は柔らかいタイヤでも戦えるんじゃないかな。