それぞれの課題

水曜日と木曜日には
2012年以来の復活となるチェコ
ブルノでWSBの合同テストが行われました。

これに参加したのは、ドゥカティヤマハカワサキ
各ワークスにバーニ・レーシング、トリプルMといった所。
WSS組ではエヴァンブロス・バルダハルが参加しています。

ヤマハドゥカティカワサキは各々の課題を
テストした模様。
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カワサキは更に250回転回転数が引き下げられますから
その対策に追われている模様。
とはいえ、エンジンセッティングを低速よりにしたことで
トルクが増えた分、一個上のギヤで立ち上がれるようになった結果
タイヤのエッジグリップを有効に使えるようになった模様で
悪いことばかりでも無いようです。
特にエッジグリップを使うレイには好都合。
イメージ 2
一方、サーキットによっての出来不出来がハッキリ別れる
ドゥカティの3人(バーニも含む)依然としてピレリ
格闘中の模様。
メランドリィはポジティブなコメントをしてますが
デイビスはイマイチみたいですね。
次のイモラは一応、デイビスが得意なコースではあるんですけどね・・。
イメージ 3
ヤマハは開幕戦からピレリが持ち込んでいる2種類の
リヤタイヤのうち、新しい、よりハイトが高い方のタイヤに
合わせ込んで車体をセッティングしている模様で
アッセンではそれが結果に結びついた格好か。
ある意味従来型タイヤを使うカワサキに対抗するには新しいタイヤを
モノにするという戦法もありか。
同じタイヤを使う限りカワサキの方が使いこなしているようですからね。

トリプルMは二人のライダーが欠場しているレッドブル・ホンダに
代わってマニエッティの電子制御のテストを行った模様。
本来であればレッドブル・ホンダの仕事なんですけどね。

さて、今回のテストがイモラにどう反映されるのか。
決勝は再来週です。