厳しいオフ

待望のV4マシンを登場させて
タイトルを狙っていくと宣言した
ドゥカティですが、ここまでのオフテストは
順調とは言い難いですね。
イメージ 1
まず、エース格のデイビスは背中の痛みを
訴えていて、2日間ほとんど走っていません。
彼がマシンのポテンシャルの基準になりますから
彼が走らないとマシンの仕上がりがどのレベルにあるのか
わかりにくいところです。
イメージ 2
バウティスタに関しては、コメントを見る限り
今のマシンだと路面温度の影響を強く受けるようですね。
カワサキヤマハが走り出し路面温度が低い状態でも
タイムをポンポン出してくるのに対して
ドゥカティは路面温度が上がりきらないとタイムは出ません。
この辺は新車ならではの、セッティングデータの少なさが
影響しているのか。
もちろん、ライダーがまだタイヤに慣れていない面もありますが。
イメージ 3
ヤマハがワークス、GRT共に同じ仕様のマシンを揃えて
熟成を進めるのに対して、ドゥカティセミワークス的
立場のバーニ・レーシングはショーワ、純プライベーターの
ゴーイレブンはビチューボと契約の関係で足回りの
メーカーが異なるため、熟成という意味では障害になりそうです。

今日からのポルティマオテストが終われば
次はオーストラリアの直前テストだけですから
いかにも仕上がりに不安有りって感が強いですね。
むしろ、BMWの方が順調に来ているように感じます。

V4Rが初優勝を上げるには、ちょっと時間がかかりそう・・・。