苦い記憶

清成選手が開幕戦で負傷したダン・リンフォートの
代役としてBSB第3戦 オウルトンパークに
古巣のホンダGBから出場することになりました。

まあ、清成さんにとってはホンダGBと言えば
3度のBSBタイトルを獲得したチームであると共に
あまり良くない別れ方をしたチームでもあるんだけど
その辺のわだかまりは既に解消したってことかな。
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2013年シーズン、サムソンのスポンサーで走った
ホンダGBは清成選手と若手有望株のアレックス・ロウズ
というコンビで臨みました。
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チームの方針は若いロウズはシーズンを通して車体の仕様を
固定して、走ることに専念
一方、清成選手は開発も兼ねてのシーズンとなりました。
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ところがシーズンが始まってみるとロウズが着々と勝利を
積み重ねるのに対して、清成選手は一向に成績が上がらず。
清成選手からすると余りに頻繁に車体の仕様が変わるため
まともに走るところまで、セッティングが詰められずレースを戦う
という状態になっていました。
結果的にロウズはBSB史上最年少王者を獲得。
一方の清成選手はチームとの不協和音が外部にも漏れ始めて
最終的にはシーズン終了後、このホンダGBを離脱
という憂き目に遭いました。
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結果的に翌年、ビルドベース・BMWに移籍してタイトル争いを
展開し、その腕が全く衰えていないことを証明しました。

まあ、そういう過去があるだけに、ホンダGBにいい印象は
無いのかな?とも思ってましたが、過去のことか。
久々のBSBを楽しんで欲しいですね。
イギリスでの彼の人気はイタリアの芳賀さんに匹敵しますから。