ブラドル、テストライダー参加

去就が不明だったステファン・ブラドルが
月末のセパンテストにホンダから参加するとのこと。
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どうやら噂されているHRCのテストライダーに
就任が本決まりみたいですね。

ホンダは青山さんがチーム・アジアの監督に就任で
ストライダーとしての仕事が限定的になる
と言われているし、
高橋巧君は引き続きMOTOGPテストも行うけど
チームHRCのライダーとしてCBR-SP2の熟成と
日本サイドのMOTOGPテストがメインとなるか。

ブラドルの仕事はRC213Vのメインテスターと
いうだけでなく、日本でテストしたパーツのヨーロッパ側の
テストということになるでしょうか?
図らずも離脱したスッポの置き土産みたいなもんでしょうかね。
彼が提案したプランそのまんまです。

DORNAが今年、テスト日数を制限しているのは
ヨーロッパにに拠点を置くドゥカティKTMがヨーロッパで
テストできるアドバンテージを去年活かしたと見ている模様。

それに対して日本のメーカーもヨーロッパにテストマシンと
ストライダー、テストチームを置いてヨーロッパの
メーカーと同様のテストをヨーロッパで行う体制を敷くみたいですね。
明言されてないけど、スズキのギュントーリも同じ役割か。
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つまり、日本のコースで日本のライダーがテストしたパーツが
ヨーロッパで上手く機能してないってことなんだけどね。
それは供給されるタイヤの違いや、舗装の違いかも知れんけど
それを日本のメーカーは去年、痛感したんじゃないかな?
中須賀さんに言わせるとメーカーテストに供給されるタイヤと
本番で使っているタイヤはかなりスペックが違うそうですから。

となると、ヤマハが追従するかどうかだけど、今のところ
その動きは無いみたいですね。