本腰はいれない

海外の記事だからどこまで本当なのか
わからないけど、WSBにホンダが本腰を
入れなくなったのは今は引退された中本さんの
影響だとのこと。

まあ、実際、中本さんがホンダのF1プロジェクトの
終了に伴い、2008年に2輪の現場に復帰して、
MOTOGPの立て直しを図った際に、WSBの方から
完全に手を引いたのは間違いないところ。
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2002年の時点でホンダはWSBからファクトリーチームは
撤退したものの、2007年まではテンケイトのCBRのエンジンは
HRCで組んで供給してましたからね。
(ホンダが最後にWSBのタイトルを取ったのはこの年)
2008年以降はそれも無くなって、完全にHRCは手を引いていて
エンジンのチューニングもヨーロッパの会社でやっています。
もちろん、電子制御も日本のHRCと同じマニエッティ・マレリ製ですが
ソフトはオリジナル開発となっています。
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現在のWSBの活動は毎年、ホンダ本社で承認された
WSBの活動費をもってホンダ・ヨーロッパが
テンケイトと毎年ごとに契約を結んでいるとのこと。

現在、ジェイク・ガニエに替わるセカンドライダーが決まらないのは
この予算がまだ確定してなくって、ライダーに支払える
サラリーが不明だからなんだとか。
そのサラリーによってサイクスかラバティかあるいは
メランドリィか決まるところ。

本来であれば長期計画に基づいてマシン開発も
ライダーの選択もするべきなのに出来ないところが
レッドブル・ホンダの苦しいところですね。

そう考えれば、よくやっているとも言えますね。