ベテランに寒い冬

WSBは一足早くシーズンが終了し
早くも2019年に向けて、テストが始まります。

注目のドゥカティのV4パニガーレは
11月の中旬にアラゴンでチャズ・デイビス
乗るそうで、どうやらヘレスでテストを行う
カワサキヤマハとは別行動のようですね。

一緒に走ると戦闘力の目安にされますから
あえて最初は外したのかも知れません。
あるいはマイナートラブルが出ることを警戒したのか。

バウティスタは11月末のテストから合流、
ここで他メーカーと一緒に走ることになりそうです。

そうやって続々と来季に向けての日程が埋まっていくのに
対して、未だにシートが決まっていないライダーも居ます。

マルコ・メランドリィ、ユージン・ラバティ、ジョルディ・トーレス
ロリス・バズといった所はまだ来季に行方が決まってません。
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来季スーパーバイクに進出するGRTヤマハは既に
サンドロ・コルテセの起用が決まっていますが、
ヤマハのスポーティングダイレクター アンドレア・ドソーリに
よればメランドリィの起用はなく、カリカスロか同チームで
STKを走ったフロリアン・マリーノのどちらかがコルテセの
チームメイトになるだろうとのこと。
いずれにしろ、EICMAで発表するそうです。

そうなるとメランドリィに残っているのはアルティア・モリワキHRCですが
かなり可能性は低いと言わざるを得なく、最悪はシートを失い
活動中止に陥りそうです。
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ラバティはミルウォーキーBMWにスイッチしたことにより
放出されたわけですが、彼のマネージャーを務めるジョン・ラバティに
よれば、MVアグスタのレースを率いていたチームが活動停止に
伴い、アプリリアにマシンをスイッチする可能性があって
そこで走る可能性があるらしい。
ただし、それが無理なら、かつて走っていたWSSで走る
という選択肢もある模様です。
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トーレスとバズについては全く噂が上がっていませんが、
それなりに実力のあるライダーですから、プライベーター系チームで
お声がかかれば走ることが出来るというレベルか。
もちろん、空席となっているレッドブル・ホンダのセカンドライダー
というセンもあると思います。

いずれにしろ、メランドリィやラバティのような
速さも実力もあるライダーが理由もなく走れなくなるのは
寂しいなあと思いますね。
彼らのシートが見つかれば良いのですが・・・。