サーキットのグレード

WSBアルゼンチンラウンド6人のライダーが

出走をボイコット、わずか12台のマシンにより第1レースが

行われました。

 

このアルゼンチンの舞台、サンホアンサーキットは初日から

とにかくグリップが低く、とてもスーパーバイク

レースをするレベルじゃないと一部で言われてましたが

結果的に、一部ライダーは最後まで走らなかったようですね。

メランドリィによれば、アスファルトから油が染み出していたそうで

FPではロリス・バズが派手に転倒を喫して、脳震盪を起こして

第1レースを欠場しています。

 

スーパーバイク世界選手権が行われるコースは

いわゆるFIMが定めるところの、グレード2規定に値するコースで

行われており、MOTOGPのグレード1よりはワンランク落ちます。

そのため、今年からWSBに参戦しているバウティスタなんかは

一部コースのエスケープゾーンの狭さに苦情を申し立てていますね。

つまり、安全基準が若干低いということの模様。

それにしても・・・・というところでしょう。

何かがあってからでは遅いですからね。

 

ちなみに出走しなかったライダーはGRTヤマハメランドリィとコルテセ

モリワキ・アルティアの清成とキャミア、後はラバティとデイビスの6名です。

 

既にタイトルが決まってますからいいですけど、こういうボイコットなんかで

タイトル争いのポイントに大きく影響があれば、ポイント争いの

興が削がれますし、そもそもライダーから抗議の声が上がること自体が異常。

アルゼンチンには是非、改善を求めたいところですね。

と同時に開催にGOを出したDORNAにも猛省を促したい。

ラバティに言わせるとDORNAから走るようにプレッシャーが

あったんだとか。

本来ライダーの安全性に万全を期すべきDORNAが危険と

ライダーが思うサーキットで走る事を強要するとは言語道断。

来年の開催までに改良を施して欲しいですね。