疑心暗鬼
WSSはアルゼンチンを終えて、ランキングトップの
ランディ・クルメナッハーとランキング2位の
タイトル争いの行方は持ち込まれました。
このレースを終えた後、クルメナッハーはあからさまに
チーム批判を展開しています。
いわく
「チームはカリカスロにタイトルを取って欲しがっている」
「チームには2つのエンジンが用意されていたが、
私のエンジンの方が明らかに回らなかった」
とのことです。
現在はロガーデータがあるため、少なからず彼の言っている事の
真偽の検証は出来るでしょうが、問題はまだタイトルが決定していない
今の時点で、彼がこういう発言をすることは少なくとも彼にとっては
有利に働くことはないだろうと思うこと。
にも関わらず、こういう発言をするところに彼の精神的な問題がある
というか、何と言いますか。
ステップアップを確定しているのに対して、
クルメナッハーは未だに来期のシートが確定していない状況です。
速さ、ライダーとしてのスキルは疑うまでもないけど
それ以外の要素に問題があるということを、今回の発言は
図らずも証明してしまった形になってしまっているような・・・。
こういう悪い流れはタイトル争いにも大きく影響することも
迎えることも十分ありえる。