後ろへ後ろへ その3

最初のその1に戻るけど
リヤ荷重への配分が一番大きいのがドゥカティ
4メーカー内ではホンダが一番小さいってのは
今年のウイングカウルのサイズを見てもわかりますね。
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つまり、フロントを重視するロレンツォにとっては
今年のマシンは全く相性が良くなくって
それを解消するアイテムがあの巨大なウイングカウルであった
というのは容易に想像できるところですね。
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また、同じ理由でホンダが小さめのウイングカウルしか
使わないっていうのは、そこまで荷重がリヤ寄りじゃないから
という話もよくわかるというもの。
ただ、今年、マルケスしか速くなかったってのは、
(ペドロサも勝ってはいますが)
ライダーにとっては、かなりブレーキングで頑張りにくいマシンだった
という感はありますね。
マルケスがいつもの超絶テクニックで超頑張っていただけで、
道具としてはそこまで優れてはいないと。
この辺はマルケスも改善が必要って訴えてますね。
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そう考えると、ラバットやミラーがドゥカティに乗り換えて
凄く乗りやすいって言っているのは、納得できるところ。
結局、リヤ荷重のドゥカティは安心してブレーキで
奥に入っていけるし、フロントが軽いからよく曲がるって
ことだと思いますね。
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