それぞれの正解

ヘレスでは欠場したワークスの
2人に変わってRC213Vをテストした
ジャック・ミラー。
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彼はここで今季、クラッチロウが後半戦使った
フレームを初めて使ったようですけど非常に
好感触だったようですね。
このクラッチロウが後半戦使ったフレームってのは
ワークスの2人がテストしてNGを出したやつで
クラッチロウはそのフレームで2勝を挙げています。
そしてミラーと恐らくラバットもシーズン後テストでは
このフレームを使って転倒もせずいいタイムを出しているんですよね。

このあたり、今年のホンダ勢の目標はクランクが逆回転に
なったことで、フロントへの荷重のかかり方が変わったエンジンで
適正なフロントのスタビリティを確保するってのがあったようだけど
マルケス談)、その目標に対する正解はライダーによって
異なるってことなんでしょうね。
もっともワークスの2人とサテライトだと使っているサスも違うので
(サテライトの方がグレードが低い)
タイヤの性能をどこまで引き出しているのか?という点も
違ってくるだろうから、トータルでのハンドリングの話に
なってくると思います。
マルケスとペドロサもシートの高さから違う仕様のマシンだし。

ただワークスの方が微に入り細に入りライダーのオーダーに
忠実に対応してくれるのでそれが成績に反映されるってのはあるでしょうね。

あと噂レベルではミラーが2気筒同爆のエンジンを
試したって話。
マルケスがずっとリヤのトラクションの問題を
訴えているので、その解決策か。