改造パーツのハンデ

エンジンの最高回転数のハンデと共に
カワサキドゥカティにはエンジンの改造パーツの
認可にも規制がかけられます。
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つまり、カムシャフトやバルブスプリングなど
現状レギュレーションで交換可能なパーツは
1種類しか認可されません。
対して、ヤマハアプリリアは複数認可されます。

これがどういうハンデになるかというと、今は
年間使用可能なエンジン基数が「7」と制限されてますが
メーカーは7基全部同じスペックではなく、
高速サーキット向け、中低速サーキット向けと味付けを
変えたエンジンを用意して、それを7基の中でやり繰りしているハズ。
つまり、当然、組み込まれているカムシャフトのプロファイルが
異なるものが組み込まれていることが予想されます。

これが1種類しか認可されないとなると、そのメーカーは
シーズン通して1種類のエンジンだけで高速から中低速まで
あらゆるタイプのサーキットを賄わなければなりません。
今はミッションもギヤ比が固定で、ギヤ交換が許されませんから
かなりの縛りになることが予想されますね。

変えられるのはスプロケットでしょうか。
これに回転数のハンデがつくわけですから、どうしても
加速が鈍るポイントは出てくると思いますね。
それが結果に影響してくることが予想されます。

レイもインタビューでこの辺の心配を口にしてますね。