彼らのプライド
ところで、ロレンツォが譲らなかったことについて
例によって、某伊系翻訳サイトの掲示板で
ロレンツォを叩いている人が出没しているようですが・・・。
聞かれた時に
「彼らは一人一人が全力をかけて戦っているんですよ。
そんな彼らに前を譲れなんて、指示を出せると思いますか?」
って主旨の回答をしているのを思い出しましたね。
私も全くこれには同意です。
ライダー自身が自分の意思でそうしているなら
また別の話ですが。
だから、ロレンツォが譲らなかったことについても
ドゥカティが強い口調で非難しないのは、そういう意味合いも
あるのかなと、自分らのした行為が決して
褒められたもんじゃないってこと。
ただチームサイドもメーカーの看板を背負っている手前
策もろうさず負けてしまうわけにもいかない
という事情もあるところでしょう。
ジジもタルドッツィもチャバッティもね。
もしも、誇り高き彼らのプライドよりオーダーを
優先させるようになったら、そのスポーツは死に体になるんじゃないかな。
まるで今のF1みたいに。