イタリアントリコをまとって

アプリリアが大幅に改良を加えた
RS-GPを発表しました。
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イタリアントリコロールカラーを
まとったカラーリングとなっています。
まあ、ノンスポンサーといえばそうですが。
相変わらずシルバーベースのカラーリングは綺麗ですね。
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ところで、アプリリアのRS-GPは元々RSV4のエンジンを
ベースとしているんですけど、そのために狭角85度という
バンク角のエンジンとなっています。
実はこの狭角バンクっていうのは、今のMOTOGPレギュレーションでは
不利なレイアウト。
というのは、1000㏄の際にボア最大径は81mmとする規定が
設けられたために、800㏄時代のようなビッグボア、ショートストロークにして
エンジンの全高を低く抑える手法が使えないため。
実際、ホンダがRC212VからRC213Vになった際に狭角エンジンを
捨てて、90度バンクにしたのはそういう理由から。
エンジンの全体高が高くなると、エアボックスの容量も
稼げなくなってパワー面でも厳しくなるし、
搭載時の自由度が狭まるという理由もあるようです。
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どうもこの新車からVバンクを改めてきたような
印象を感じますね。
Vバンクが広がるとどうしても燃料タンクが
後ろに追いやられて、シート下からはみ出ている部分が
大きくなりますからね。