足元とのマッチング

鈴鹿から連投となるオートポリス
明日からセッションが始まります。

開幕戦 鈴鹿では序盤こそトップグループに
居たものの、そこからズルズル後退した
チーム・グリーンの渡辺選手。
リベンジの期待がかかりますが・・・・。
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BSのリポートを見ると鈴鹿に持ち込んだタイヤは
ソフト、ミディアム、ミディアムハードの3種類。
ソフトは予選用の一発だしのタイヤですから、
決勝用はミディアムとミディアムハードのどっちかから
選択したと思われます。
BSの山田さんいわく、カワサキヤマハはソフト目
ホンダとスズキはハード目をチョイスする傾向があるそうですから、
優勝した津田選手はミディアムハード、
渡辺選手はミディアムをチョイスした可能性がありますね。

この辺はシャシーとタイヤのマッチングという部分も大きいように
思いますが、チーム・グリーンが常に2種類のうち
ソフト目の方を選択しないと、タイムが出ないという状態だと
今後も決勝レースは厳しくなるでしょうね。
もちろん、ソフト目のタイヤでも決勝をハイペースで走ることの
出来るセッティングが見いだせれば、勝てると思いますが。
(個人的にはナチュラルに旋回するスズキに比べて
ある程度タイヤグリップだのみで旋回するカワサキ
ソフト目じゃないとアンダーが強く出てしまうように見えます。
あくまでも個人的に見てってレベルの話ですが)
実際、ヤマハはそうやって過去に勝ってますからね。

ちなみに津田選手は鈴鹿では一周のタイムでは無く、
去年のレース周回数全体のトータルタイムを見て、
それを周回数で割った平均ラップを目標タイムにして走っていたそうです。
完全にレース全体のマネージメントを見据えた走りですね。
これは去年までの津田選手には見られなかった考え方だと思います。