フロントタイヤを使い切るために

画像は高橋選手のモリワキMD600。
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モリワキの方に伺ったところ
高橋選手も現在流行りのマルケス流ライディングスタイルに
トライしているとのこと。
 
そのマルケス流の極意は、マルケスのマシンが
そうであるようにトップブリッジを薄い剛性の低い
タイプにすることでコーナーリング中に2本のフォークを
トップブリッジを中心に捻ることで
フロントタイヤの旋回性をさらに引き出すことにあるんだとか。
これは大前提として、フロントタイヤの強烈なグリップが
存在していて、かつエッジグリップが高いという条件で
さらにオーリンズのフォークの剛性とのバランスも
関係してくるそうです。
もっというとメインフレームのステアリングヘッドや全体との
バランスも関係してくるってことです。
 
頭ごとコーナーに入っていくスタイルの高橋選手ですが、
ハンドルを押し引きすることで、さらに旋回力を
引き出しているということだそうです。